150402_1416~01

わけあって、外出しない日々が多くて
ちょっと歩かねばならない人となったため
今日は雨がひどく降っていたが、
お馴染み体玄塾と、その帰りに
T駅そばのSという店に寄ってみた。
寒いのでパフェという気分じゃないけれど
フルーツパーラーなのでホットケーキとか
フルーツサンドがあれば偵察しようと入った。

さすがに西武新宿線沿いだ。ラジオが大音量
(に感じたのは体調や天気のせいか)で
舞台裏であるべき事務系のものたちが
席から丸見えというか、堂々テーブルの横にあり、
ま、良く言えばアットホームだが
狭い厨房にいるシェフはどこのホテルの料理長かと
見まごうばかりの立派ないでたちだ。

ミックスサンドとフルーツサンドの
ハーフ&ハーフというのに、ランチタイムだったので
フルーツポンチと飲み物がついて1000円。
注文を受けてから全て作っている様子が
音で伝わってくる。

女子高生っぽく言うと
「どうしても後藤くんとこと比べちゃうんだけどさあ、
感想は、うーん・・・。
ただ、りんごをこんなに薄く切って、すごいね! って感じ。
作ってる人、これ食べてないんじゃないかな。
でもさっぱりしてておいしかったよー♡」
(通訳:フルーツパーラーゴトーと比較するのは
酷ではあるが、さすがにカットはうまいものの
さしたる感動はなし。フルーツポンチに至っては
切ってシロップに放りこんだだけで何か技がほしいところ。
あと1回くらいは行って、ゼリーやプリンアラモード、
パフェを食べてもいいかもしれない)

客は私の他にいなかったが、途中、取材の人が来た。
出版社の編集とフリーのライターとカメラマンが
無言で待っていた。
いや、かつて私も店取材は随分やったので
そうだろうなあと思っただけだが。

その間、お客がひとり来たが「今日は持ち帰りだけです」
と言われて、不意打ちを食らった顔で去って行った。
ぎりぎりセーフだった!

どうやら何点も作って撮影する様子だったが、
お客を断ってまで取材に応じる価値がある掲載なのか
そして随分待たされていて、これから全て作る様子だが
取材陣はその後に取材は入れてないのか、
時間は大丈夫なんだろうか、
カメラマン氏はここで数カット撮ってすぐ異動しなくちゃ
いかんのではないだろうか、
車はどこに停めたのか、
駐車料金はまさか自腹じゃないだろうな、
など余計な心配をしつつ
無言で座っている3人や
パソコンや書類の間から出してきた食器を見て
いささか驚きつつ(きっと撮影用に準備したとっておきの食器なのだろう)
急かされているような気にもなって、そそくさと店を出た。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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