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去年、トーベ・ヤンソン展が横浜を皮切りに
スタートして、えー、東京はなし?
で、次が帯広? という記事を読んで
「こりゃ、帯広で行くしかないか」
と書いたときは、まるっきりの冗談だった。

しかし、こうして本当に帯広に巡回中のトーベ・ヤンソン展に
来ることになるとは。

美術館に、ポスターをデザインしたという
祖父江慎さんのインタビュー記事が貼ってあった。

前回祖父江さんに会ったのは去年だったが
最初に会ったのは確かお互い二十代で、
私が最初に就職した会社で同期だった友人が
学生時代、祖父江さんと付き合っていたことを
私は中学の同級生から聞いていて
(同級生は祖父江さんと、大学とサークルが同じだった)
それをそのとき同行の彼女がトイレに行ってる隙に
ちょろっと話したところ、祖父江さん、えらく慌てて
「え~~~、え~~~~! なんでなんでなんで?」
と、じたばたしていたなあ、なんてことを思い出した。
結局そのときの彼女ではない人と結婚したはずだ。

私が『MOE』の編集者だった頃、スズキコージさんに
お気に入りの本についてインタビューした。
その本が確か『彫刻家の娘』で、当時絶版だったのだ。
しかしなんとしても表紙写真を手に入れたい!
そうそう、昔は画像をメールで送るなんて
そんな未来な技術はなくて、本をお借りしたいと
講談社に電話したところ、私と同じ姓の小林さんという人が
親切に対応してくれた。
倉庫にあるかもしれないので、調べてみますというのだ。

その小林さんも私も同時期に結婚して姓が変わり、
次に会ったのが、彼女は児童書の編集者、
私は児童書のフリー編集者だった。
その後、数々のヒット作を世に出し、
トーベ・ヤンソンの担当もしていた彼女から
フィンランドにヤンソンさんを訪ねて行った話や、
来日したときの話をときどき聞いた。

じっくりと作品を見ているようで、
頭の中はそんなことを思い出したりしていた。
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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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