しかし今回の帯広滞在中、ずっと気になっていたのは
裸カーリングだ。
人間裸カーリングの出場者募集の話を、初日、小耳にはさんだ。
えー!!
浮かんだ図は、パンツ一丁(全裸ではないだろうとは思った)の人々が
人間ブラシと化して、足を持たれて顔面で氷をごしごしする・・・

どこがどう人間で、誰が裸なのかわからないまま
頭の中は「人間裸カーリング」がものすごく気になっていた。

帰る前日、ホテルの、テレビかラジオかよくわからない
静止画面の、あまり内容はない情報番組で、
裸カーリングの決勝戦がその日の1時に開催されること、
決勝に残ったのが10名。うち2名が女子で、スクール水着で参加。
ということを知った。

グループではなく個人参加ということは、ブラシではないのか・・・。
体を丸めて、氷の上を滑るのか。うつ伏せなのか、仰向けなのか・・・。
すごく見たいが、外は珍しく雪が降っているし
広い会場のどこでそれをやっているのかわからない。

と思っていたら、買い物に出かけ、懐かしいインディアンカレーを食べて
帰る道すがら、あ、あれは体験カーリング? ということは
今さっきまで、ここで人間裸カーリング決勝戦が行なわれていたのか!
駅前じゃん! 残念!! だが、映像があるはずだと探したところ
ありました。

水着でタイヤチューブに乗って、氷の上を滑って距離を競う。
というものだった。

私が帯広に行く前日はマイナス22度とか言ってたが
なんもなんも、雪が降ってるくらいだから
あったかいよねえ・・・って気もするけど
裸に雪が降っては溶ける様子を見ながら
司会者が長々と感想などを聞いていて、
もう解放してやれよと思う。

この馬鹿馬鹿しいイベントが開催される土地柄!
中学高校の思春期にここで過ごした私の土壌に
そんなセンスが含まれていればこんなに嬉しいことはない。

ちなみに体験カーリングは、透明の衣装ケースに子どもが入って
それを、氷の上ですいーっと押して滑らせるのだった。
ケースの中で体育座りをした小1ぐらいの男の子が
にっこにこで滑っていてかわいかった。
ブラシ持ったいかにも高校のカーリング部の子たちは
あまりやることがなさそうだったけど
そこにそういう人がいないと、全然カーリング感が出ないものだな。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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