もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり


しばらく食べていないと、味覚がとても繊細になっていて
からだがすみきったような感覚を覚える。
強い味はこわいほどだ。

そして、ひとたび「これだ!」と体が欲するものが見つかれば
際限なくほしいと思う。
何気なく、みかんを食べてみたら
まるで妊娠初期の「私の妊娠時代偏愛物発見!」のように
(あ、わかりにくいか。妊娠中って、
気が狂うほど食べたいものができて
私の場合それは桃だったが、人によってはそれが
壁土とか食べ物ではなかったりする)
餓鬼のように食べ狂った。理性が働かない。

もうさすがに妊娠しないので
自分の中の動物的な部分は懐かしかった。

しかし一旦リセットして空っぽになった自分の内臓に
こうしてまた少しずつごちゃごちゃと欲にまみれたものを
入れて、宿便を作っていくのかと思うと
人間とは愚かしいものよのおというか
ちょっと気をつけていかなくちゃと反省。

発症したあの日も、初めて行ったフレンチで
肉のテリーヌもメインのステーキも素晴らしくおいしくて、
にしても肉ばかり選んでしまったなと愉快に食べたけど、
いやあ、ほんと、おいしかった。
デザートも! その後、東洋大の学食で
仕事しながら飲んだ自販機の珈琲はぶち壊しだったが。

あのお店は治ったらまた行きたい!
反省しとるんかい! って話だけど
そう、おいしいものを少しずつ、だよね。
ちょっと・・と思ったら、もうそこでぴたりとやめる勇気。
始終、体と相談体制だ。
義理人情も徐々に体と相談体制に入っていこうと思う。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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