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三十三間堂。修学旅行生を見に行った、というほど、京都はどこもかしこも
修学旅行の中学生ばかりだった。

まず京都駅は、体育座りした制服の子たちで
びっしり埋め尽くされていて、
また一画には、白人の生足がどどんと並んでいる。
外国人観光客が皆、短パンで足を投げ出して
座っているのだ。まぶしい白さ!

京都で乗ったタクシーの「不景気」をネタにしているらしい運転手が
お客さん、仕事ですか? というので、そうだというと
「景気よくていいですなあ」としきりに言う。
「いや、景気がいいってことはないですが」
「でも仕事があって、出張して、忙しいんでしょ?」
「うーん、まあ、そうですねえ。おかげさまで」

さかんに羨ましがって、どの職種か教えてくださいと言う。
答える前に「建設業ですか!」って。

あのねえ、私のどこが建設業なのよ。
こんなちゃらちゃらした格好してないでしょ。
堅気でもないでしょ。会社勤めにだって見えないでしょ。
え? 大工さん? 私、大工さんみたい?

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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