こみねゆら展で「ムーミン展、すっごく混んでるよ~」
と聞いて、怯みつつ、銀座へ移動。
今期のムーミン展、2回目の娘と待ち合わせて
三越でご飯を食べて、閉館間際を狙って行く。
(前回は、開館すぐを狙い、10時に入ったけど
すぐに混んできて、出たときは13時半だった
というので、いやいや私はそんなにじっくり見るほど
集中力はないから、と言っておいた)

うわあ、すごい人。
みんなそんなにムーミン好きだったの?
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それにしても暗い。薄暗すぎる。
見えない。年寄りは見えないよ。
娘は、いや、前はこんなに暗くなかったので
時間によって照明を変えているのではというのだが
そんなことするだろうか?
暗くて見えないだの、これは前に来ただのうるさい母と
これは絶対見てだの、品数が少なかったグッズが増えただの
うるさい娘だったが、あ、K社のT君だ!
T君! と声をかけた。
S社の妻とはずっと前一度仕事したことがある。
「あ、妻です」
知ってるよ!
T君は前にも池袋で遭遇したことがあったが
よくバッタリ会う人っているので、今後も会うと思うから
用心したまえ。
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このしっぽのぱさぱさ具合が怖かった。

図版はすぐ買えたが、
グッズを買うのに並ぶのがつらかった。
文庫本1冊買うのにあの行列に加わっているおじさんも
気の毒だったが、バーゲン袋いっぱいに
大量買いしていた女性はお店の人かなあ。
プロの買い方だった。
片手で写真を撮って、それを5個ぐらいばしばしと取って
すぐ次の商品に向かう。素早い。
高く売るの? と聞きたかったが・・・。

私は3分ぐらいしかいないと言っていたが1時間半いた。
閉館の8時でもかなり行列していたなあ。

へとへとだったので、どこか静かな、
人のいない空間で一息つきたいと思い
夜の銀座、店じまいがけっこう早いので
遅くまでやっていたという記憶を頼りに
壹眞珈琲店 中央通り店へ。

ずっと前に、ライターの先輩に
食事をご馳走になり、
「そうだわ。珈琲飲みましょう!」
と言ったものの、方向音痴で店がわからない。
店名もわからない。
そうだわ、聞いちゃいましょ!
おばさんはねえ、聞くのはなんでもないのよ
と、そこらの人に聞いている。
「場所はわからないんだけど、
カップの素敵な珈琲のお店、知りません?」
って!!!
知らないよ! と慌てて、
もしやと私が連れて行ったのがここだった。
「やだ、もとしたさん、なんでわかったの?」

でも入ったら、雰囲気が激変していて驚いた。
なんと、北野たけしのガラス絵にぐるりと包囲されており、
新聞記事の切り抜きやポスターや写真が並んでいて
どうしちゃったんだろうと、そのあまりにもお客のいない
店内を見回した。

帰りにレジで聞いたら、
さあ、私たちはよくわからないんですけど
懇意にしていただいているようで・・・と。

こげ茶色のイメージだった静かな古い喫茶店だったが
昨夜はずっと目の前の真っ赤で大きな蛸の絵を見ながら
紅茶を飲んでいた。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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