一週間後の日曜日。
芦花公園。

シチューのお店でランチ。
ツッコミどころ満載
(カレー好きの方におすすめ! カレー。
生姜焼き好きの方におすすめ! 生姜焼き。)
のメニューに笑いつつ
シチューを頼む。

奥の厨房で静かに仕事をする老夫婦。
奥で調理をするおじさんと、接客担当のおばさん。

ふと、店内の映画のポスターの切り抜きが
目に入る。
「あ、ルドルフ・バレンチノだ」
と口走ると、横に、厨房の奥にいたおじさんが
ニコニコして立っていた。
いつのまに! それにすごい地獄耳。
「これはねえ、無声映画なんですよ」
と鼻の穴を膨らませて言うので
(あんたらは知らないだろう! と得意顔だったが
すまん! 黙ってるわけにはいかんのよ)

「見ましたよ、この映画」
「え! 見た?」
「ええ、澤登翠さんの活弁で」
「見たんですか。おみかけしたところそんなお年では・・・」
(とすごくじろじろ見る)
「もちろんですよ。あの時代に見た人は90歳くらいでしょう」
「ですよねえ。活弁で?」
(と、再びじろじろ見る)
そんなに見なくてもそんな年には見えないと思うんだけど・・・。
え、見える?

あのときは思い出せなかったけど、日本で公開されたときのタイトルは
「熱砂の舞」だった。
「The Son of the Sheik」1926年だったか。

お店には長時間いたが、二度とふたたび
おじさんが厨房から出ることはなかった。
ポスターを指さすと出てくるしかけなのか?

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その後、世田谷文学館へ。

徳富蘆花邸の跡地の一部が老人ホームになっている模様。
大袈裟な門やお蔵があって、小さな堀を挟んで世田谷文学館。

クラフト・エヴィング商會の展覧会。
彼らが2冊目の本を出したくらいのとき
雑誌に書くため、電話取材をした・・ような
勝手に書いたような・・・。

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そのあと友人たちと喫茶室「どんぐり」に入った。
私はクリームソーダを注文した。350円!!!

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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