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欲張って、毎日予定をびっしり入れていて、
朝ご飯やお昼ご飯を食べる暇がなくて
でもそのとこをすっかり忘れているくらいなら
かっこいいと思うのだけど
ものすごく気にしていて、頭の中はそれだけ
みたいなときがある。
始終「ああ、食べる時間がないかもしれない」
「いや、どうにかなるかも」「あそこでさくっと食べられるかな」
「間に合わないや。断念しよう」
「食べられなかった」「お腹がすいてるかな、自分」
「案外、空いてないかも」「あ、ふらっとしたのは
空腹だからだろうか」「何か買って行くのはどうか?」
「食べる所がないか」などとずうっとみちみちと食事について考えて
過ごしているような気がする。
それが顔に出ているのだろうか。
昨日、3時の打ち合わせで、編集者が来るなり
「もとしたさん、お昼ご飯召し上がりました?」
と聞くので、ぎくっとしながら反射的に
「食べてないの」と答えてしまった。
なんでわかったんだろう?

いつか「ああ、そう言われれば食べてないな」と言って
わっはっはと笑えるような大きな人間になりたいものだ。

そんな忙しない日々、ポポタムでやっていた
おくはらゆめちゃんの個展の最終日に駆け込んだ。
駆け込んで良かった。素晴らしかった。
ひとつひとつがすごく良かった。

そして、ゆめちゃんが大人になっているのを横目で観察していた。
大人ったって、もうけっこういい大人なんだけど
彼女はスーパーでビールを買うと
年齢を聞かれちゃうくらい見た目、子どもなのだ。

前は個展で「おにぎり食べていいですか?」と
ぱくぱく食べていて、中学生のお留守番みたいな様子で
座っていたが、もうなんかすっかり大人になっていて
目の動きも安定しているし(病人みたいな描写か?)
堂々とした動きで人が来たら挨拶したり、人を紹介したりして
社交界での振る舞いが板についていた。

でも、ちゃんと「変」なものはしっかり持っていて
それが絵に表れていた。
しかも感覚的なものが研ぎ澄まされていて、
瞬発力みたいなものが加わって(自信とつながっているものなのかな)
物語がしっかりできていて、ああこの人はすごい画家なのだなあと思った。

そんなゆめちゃんの「大人のワークショップ」に
来月参加する所存だ。
近々、詳細が明るみになるかと思う。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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