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京都はまだほとんど桜は咲いていなかったが
(桜が咲くと混むので、咲かないうちに急いで行った)
ごくたまに川のほとりの数本のしだれ
(「まず、最初にここのが咲くんです」とタクシーの運転手)
京都御苑のしだれが咲いていた。

昨日は、もう卒業したというのに
中学の演劇部の関東大会に出場する娘を観るために
横浜に行った。
これを勝ち抜くと次は夏の全国大会だが
その頃は高校演劇で年間10公演などというスケジュールを
こなしているはずなので、中学生としては最後。
中学演劇の謎のひとつとして、実は全国大会は
卒業生でも数人ならば出られるという規定があるそうだ。

前年は、震災で関東大会が中止になり、
都大会からの推薦で全国に行けたのだが、
他校は高校生も来ていて、何故? と思ったものだ。

昨日は最後の舞台で、しつこく引退しなかった娘は
後輩たちから記念のものをもらったのはわかるのだが
後輩のお母さんからも丁寧なお手紙をいただいて
娘は手紙で「先輩!」と語りかけられている。
その方は、前にも私に
「あ、先輩! いつもかわいがっていただきありがとうございます!」
と最敬礼したので、その一心同体ぶりが面白くもかわいくて
そしてちょっと心配だ。

そんなわけで朝から夜までの一日がかりの
出演校を全部観るわけはなく、2校くらい観て
あとは桜満開の青少年センターまわりを
ものすごい坂道を登ったり下りたりした。

予想外に横浜成田山にたどり着き
おみくじの多さに驚いたり(ハングル語バージョンもあった)
にぎわい座の「古今亭文菊 満員御礼」を眺めて
ほほうとにやついたり、そだ! 父が生前
「日ノ出町のおばさん」とか言っていて、一度訪ねて行ったことがあったなあ
と日ノ出町方面に歩いていくと、突然、美空ひばりの像があったり
駅前に堂々とストリップ小屋があり、度肝を抜かれていると
川沿いは桜が満開で、思わぬところで
長谷川伸の碑に出会った。

感動しつつ読むと、長谷川伸の生涯がドラマチックにつづられており、
その解説が素晴らしい。
こ、これは一体誰が? と見れば
平岡正明と書いてある。

急斜面を登って横浜中央図書館に行ってしばし仕事をして
最後の出場中学の石神井東中学を観る。
『もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の
「イタコ」を呼んだら』
これは去年青森中央高校が、津波の被災地の人たちを元気づけるために
被災地のあちこちで上演した作品で、そのためこの作品は
舞台装置も音響も照明も一切使わず、どこでも上演できる
というもの。

脚本がとても面白かったし、生徒たちも訓練されていてうまかった。

来週開催するうちの中学の凱旋公演で、この学校を招待しようなどと
計画されていたが、自主公演が計画倒れとなった。


今日も寒い中、関東中学校演劇コンクールが行われている。
埼玉や栃木や群馬から来ている子たち、風邪ひかないようにね。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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