きくちちきさんは男性です


ピンポイントギャラリーで、きくちちき個展の初日ってときに
銀座、教文館のナルニア国で開催中のきくちちき『ゆき』原画展に行き
ああ、ちきさん来てないんだ、と思ったが
そのときちきさんは、ピンポイントギャラリーでライブペイントをして
あの壁を突き破るような熱いパフォーマンスを展開していた。
そうとは知らず、私はそのまま
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第357回企画展
仲條正義 IN & OUT, あるいは飲&嘔吐
2017年01月13日(金)~2017年03月18日(土)
へ行き、向かいのビルに見惚れていた。

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さて後日、気を取り直してピンポへ。

ピンポイントギャラリーのきくちちき個展「はじまりの花」
本当に素晴らしい。

最初はちきさんと静かに(たぶん)話していたのだけど
どやどやときれいどころが入ってきてにぎやかになり
知り合いの編集者が来たり
遠くからちきさんファンの人たちも入ってきて
大きな体のきくちちき氏は体を小さくして
端に遠慮していたからかもしれない。

さてと、と私が帰ろうとしたら
「あの、サインしてください」
と前に立ちはだかる方がいるので
「あ、いいですよ。え?」
何か私の本があったんだっけ? と思ったら
私をきくちちきさんだと思ったようなのだ。

翌日もとあるギャラリーで出展作家だと思われ、
もう私は今後、そのギャラリーで展示中の作家に
なりすまして生きていく覚悟が決まった。

本人がいようとなんだろうと
知らない人がすっかり信じてしまいそうな
キャラを作ろう。変装もして。

と書きながら気づいたけど
やはり、ここ2週間、毎日ではなかったけれど
展示会場にいて「お客様を迎える」という態度が染みついたのかもしれない。

随分前だが香港に行ったとき、
日に日に私が香港人になっていく様子がすごい、と
友人が言うので、毎晩写真を撮ってもらった。
ウッディアレンの映画「カメレオンマン」のように
私は自分でも驚くほどどこから見ても香港の人に
似て来たのだ。

帰国して随分経った頃、
何度目かに会った人が
「いやあ(クスクス)香港のキャバレーに
あなたにそっくりな人がいて・・・」と言うので
まだ残り香があったかと自分で感心したが
それはちょっと違う話かもしれない。

「まあ、ミクロネシアの私の従妹にそっくり!」 と
抱き着かれたこともあったが
ミクロネシアに行ったことはない。

なんの話だっけ?




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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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