猫とワタシ

もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり

この記事のみを表示する活弁リサイタル

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それで89歳の知り合いには無事会えた。
背中が手術で丸まり、首にもコルセットをしていて
しかも杖を持っているのだけど
ピンクと緑のしましまのかわいいセーターを着て
赤い口紅も鮮やかに
「まあ! 新聞で見たわよー」と声も大きい。
映画や、芝居や、コンサートにがんがん出かけている
とても元気な女性で、江戸っ子らしくちゃきちゃきしている。

歩くときは、私の手をぎゅっと握って、
階段を降りるときは、杖と手すり。
階段を上がるときは「杖持って!」と
私に預け、両手で手すりを手繰り寄せるように
ぐいぐい上っていく。

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12月の無声映画鑑賞会を見に行くとき、
ああ今年も終わるなあと思うのだけど、
今年はなし崩し的にこの日になったので
あれ? もう年末? ほんと? と
騙されているような気分ででかけた。
久々の紀伊國屋ホールの椅子。
これ、もういい加減直してほしいです。

お中入りで必ず買うおせんにキャラメル。
毎年松田映画社の社長や副社長の親族の
子どもがパンフレットや、おせんにキャラメルを売る。
児童の労働がオッケーな時間。
年寄が多いので、子どもが売っていると
売れるのだ。

今年は骨折で入院していた澤登さんは
やっと踵をつけるようになったという状態だったが
今までの中でも最高の活弁だったんじゃないだろうか。
素晴らしかった。
演奏のカラード・モノトーンに
新垣さんの姿はなかった。

映画は3本。

マキノ省三監督の「楠公父子 桜井の決別」
これはなんと、内田吐夢監督が俳優として登場し
マキノ正博監督も俳優として登場。13歳!

そして次もマキノ省三監督の「雷電」
これにもマキノ正博が登場している。
医者の薮井竹庵として、傑作なインチキ相撲取りぶり。
キートンとかチャップリンのような動きで
この人、監督にならず、ずっと俳優をやっていたら
どんなだっただろう?

最後の1本はムルナウ監督の「ファウスト」。
宮沢賢治も大好きだったというエミール・ヤニングスは
見ているうちにピエール瀧にしか見えなくなってくる。

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ロビーでたくさん並んでいるチラシを眺めるのも恒例だが
前夜、忘年会で楽しくお喋りした加藤休ミちゃんの絵が
目に飛び込んで来た。

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民藝は母が会員だったので、昔はときどき見たなあ。

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