暮しの手帖

朝ドラ、とと姉ちゃんが終わってほっとした。
厄介な荷物をおろしたような・・・って
別に、ただ見ていただけなんだけど。

長い間、子役のうまさやかわいさで
あるいは下手な大御所女優を呆れながら
ここまで見たらと頑張って
ああどうして朝ドラは老けメイクをしないんだ
その分、声や話し方や動きで少しは年をとれるだろう
と思ったりしながら、なんだかんだと見てきた。
よく最後まで辛抱強く見たぞ、私。

暮しの手帖がモデルってことは
なんとなく見届ける使命感にもなっていたな。

三姉妹が本物の暮しの手帖社に取材しに行く
という番組があるというので録画した。
ぴったんこカン・カン。

安住アナは女優が嫌いなんだなあと
いつもこの番組を見ると思う。
おばさんたちにはすごく好かれてうまくいくし
男性だととても楽し気なのだけど
若い女優が特に苦手なような気がする。
でも「よっちゃん」ぐらい若いと大丈夫なのかもしれない。

さて、朝ドラでぐいぐい売り上げを伸ばしていた
本物の『暮しの手帖』、番組が終わっても大丈夫なんだろうか。

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でも最新号を読むと、常子や花山さんのモデルになった
人たちが大切にしてきたと信念は確実にあるし、
今読んでもそれはとても誠実に感じられる。
日々の暮らし。でもそれは決して閉じていない。
外にも目が向けられていて、ちゃんとそれを伝えている。

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ドラマを見たから、というきっかけで読んだとしても
興味深くて、素敵な世界だなあと思う。

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とくに私は前号から続いている
高山なおみさんの記事が好きだ。
まるで上質なドキュメンタリーの映画を見ているようで
何度も見入ってしまう。
記事も小説のようでとてもいい。

だから部数ががくっと落ちることはないんじゃないかなあ。
しばらくは。
もしこれが万人受けするようなものならわからないが、
軽薄な若い世代でもなく
新しもの好きな人たちでもなく
賢い女たちがメインだもの。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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