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もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり

すっぱい


そういえば、すぐに忘れてしまう
「仕事っぷり」。

幼年童話の本画が上がって
絵と文章が合体した状態を、
つまり入稿前のチェックをした。

私が編集者の頃は、
パソコンなど使っていなかったので
割りつけの方眼紙に場所を指定して
原稿用紙に番号振って、
ここにこれだけの文章が入る、と
薄い透明なプラスチックの級数表を使って
1,2,3,4,5,6,7・・・と
つい最近まで数える夢を見たが計算して、
絵はビニール袋に入れて
ダーマトペンで③とか書いて
入れたい場所に③と書いて
だから大きな袋にいろんなものをいっぱい入れた状態で
印刷所に持って行ったり
取りに来てもらったりしたなあ。

今はどの段階なのかわからないほど
絵も文章もすっきり入った状態でやって来る。


今回の校正は、いかに私が今まで
梅しごとを適当にやっていたかが
明るみになった。

校閲さんや絵描きさんから
梅干作りの間違いが指摘され、
「え、これ、違うの? 
あらま、辰巳芳子さんもこうやってなかったっけ?」
などと思いながら、ネットで調べると
あらやだ、違うのねえ・・・と
直しを入れることになるのだった。

しかし既に文章に合わせた絵が入っているので
うまく辻褄が合うように知恵を絞った。
知恵を絞ったなどと書くと
まるで頭いいみたいだけど
うまく誤魔化すためにどうしたらいいか
考えるわけだ。
よし! うまくはまった。グッジョブ!
というか、最初にきっちり調べろよというわけだ。

さて、梅干しは「酸っぱい」というけど
酸っぱくもあり、しょっぱくもある。

レモンは酸っぱい。
でも塩レモンは酸っぱくもあり、しょっぱくもある。

辛い、というのも
塩辛い場合と唐辛子のような「辛い」もある。
このあたり、もっと細分化された言葉はないのだろうか。
外国語はどうなんだろ?

という不自然な流れから
最近食べたレモンなおやつ特集。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
絵本『おつきみセブン』(ふくだいわお 絵 世界文化社)
絵本『わたしのともだちポルポちゃん』(北見葉胡 絵 講談社)
雑誌『飛ぶ教室』no65 「ふでばこのひみつ」掲載
絵本『まってました』(石井聖岳 絵 講談社)
狂言えほん『かきやまぶし』(田中六大 絵 講談社)
『ないしょのオリンピック』(まやぐちかおり 絵 ほるぷ出版)
行事セブンシリーズ『うんどうかいセブン』(ふくだいわお 絵 世界文化社)
赤ちゃん絵本『ももももてんしのかぞえうた』(みなみくうくう 絵 アリス館)
幼年童話『おおあたり!』(山西ゲンイチ 絵 小峰書店)
中学年向け読み物『転校生は忍者?!』(田中六大 絵 佼成出版社)
絵本『さつまいもおくさん』(市居みか絵 小学館)
翻訳絵本『10ぽんのぷりぷりソーセージ』(ほるぷ出版)
絵本『ほしのさんちの おそうじだいさくせん』(つじむらあゆこ絵 ポプラ社)
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)

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