猫とワタシ

もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり

この記事のみを表示する驚きのフランスフェア

未分類


帰り道にデパートに寄ると
フランスフェアってのを催事場でやっているらしい。
なにかおいしいものがあるかしらん?
と、いそいそ行ってみた。

ワインか・・・。
アルコールは飲まないので
瓶がいっぱいあって全体的に
黒っぽい印象。ぐらいなものだ。
通りすぎる。

ああ、定番のアコーディオンの
いかにもなBGM。

ん? ホットドッグ?
店名を見ると、うーん、いつもそこらにある店だ。
デパート内に入っている
フランスっぽい店を持って来ただけか?

エシレバターか。
今、ふつーにスーパーで買えるし
高いなあ。

クロワッサンもチーズもクレープもバカ高いよ。

20年前まではぎりぎり許された値段かもしれない。
当時はまだおいしいクロワッサンやチーズは
そんなにはなかったから売れたんだろう。
450円のクロワッサンや800円のクレープは
ワタクシ買いません。

賑やかな一角があった。
店のおじさんが声を張り上げている。
ピエール滝みたいな陽気なおじさん。
日本語だ。
キルン。
どこにでもあるキルン。
キルンってフランスの店なんだっけ。
ドイツだと思ってたなあ。

「ソーセージはね、ソーシス。フランス語で」
ええっ? なに? そんなレベル? フェアで?
「うまいよ。で、こっちのハムはフランス語でジャンボ」
ジャンボンだろうがっ!
どこかの商店街の肉屋かと思った。

紅茶の店で試飲した。
えー! ポットに作り置き?
ほとんど残ってなくて、
紙コップに検尿ぐらいの量のアールグレイを飲んだ。
「ベルガモットの香りが強いですね」
と言うと、ベルガモットがわからないようで
「こっちの緑茶みたいなウーロン茶みたいなのも
おいしいですよ」
と渡されたのは、フルーツのピールが入った
ルイボスティーだった。
この紅茶に興味ゼロのおばさんは、
どこから来たんだろう?

見かけないマスタードがあったので見ていると
「食べてみて」と瓶にスプーンを入れて手渡してくれた
マスタード屋のお兄さん。
「日本のマスタードは、こういうのじゃないでしょ。
フランスのはこんなふうに粒が入ったのなんですよ」
ええっ!!
日本にもディジョンのマスタードとか
今や普通にあるでしょ。
それ、いつの時代の話?
と驚きのあまり、マスタードの感想を言えずにいると
そのスプーンを取って、
なんとそれを他の瓶の中に入れて
「こっちのはね・・・」
と説明しながら渡した。
あの・・・ここにある試食用のマスタードは
いろんな人が口に入れたスプーンを
入れてかき混ぜてるってことなの? と驚き
またもや黙っていると
「プレゼントですか?」
と来た。
ええっ!
マスタードってプレゼントにするものなの?

驚きに満ちたフランスフェアだった。


コメントの投稿

secret