ジェラート


阿佐ヶ谷のジェラート屋さんに行った。
一応、打ち合わせ。

シンチェリータというお店。

出来たばかりの頃(たぶん7年前)店の前を通って
こんな古びた商店街に? と、びっくりした。
通るたび、寄る時間がなかったり、
ジェラートを食べられる腹具合ではなかったり
なかなかチャンスがないまま
やっと、やっと!

トリプルにした。

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左は杏。品種はいろいろらしいが今日はハーコット。
あまり酸っぱくない生で食べやすいものらしい。
梅に近い味だった。

奥はプラム。厨房で、プラムをざくざく切っているのが見えた。
プラムそのままでも、プラムを凍らせても、
ここまで濃いプラムにはならないと思う。

右はシナモンミルクティー。有機シナモンは控え目。
ミルク臭さもなく、プラムの濃さが緩和されるバランスの良さ。

同行の編集者は、下の3種を選び(さて、なんでしょう?)
「これね、食べ終わると、おかわり! って思いますよ」
と言うので、まさか! と笑い飛ばしたが
ほんとに「おかわりしようかな」と悩んだ。

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満足感がありながら、口の中はさっぱりしていて
なにより、山盛り入れるがカップは小さめなので
残ったカップを見て「あら、これしか食べなかったんだ」
と思ってしまうのだ。

そうこうしているうちに、外はすごい雨と雷。
隣の席の女性は、洗濯ものを干したままで
しかも窓を全開にしてきてしまったと
放心したように外を眺めていたが
もう仕方がないとあきらめたのか
せいせいした顔で、同じくトリプルを
もう1回おかわりしていた。

そして激しいスコールを眺めながら
微笑みすら浮かべ、まるで観音様のようだった。

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私は豪雨の隙間に案外すいすい帰れたが
次女は、大学の授業5限を終えて、
稽古場に向かう途中で小田急線が冠水し
百合ヶ丘で降ろされて、そのまま稽古は終わるし
家にも帰れないし、だったようだが
小田急線、昨日は意外と早く復旧したね。
それも11時頃、よれよれで帰宅した。
こんな日に傘を持っていないというのも馬鹿だ。

それにしても、そういうときの「振り替え輸送」だ。
「振り替え輸送をしております」と言うが
それは他の路線と交わっている場合で、
町田から向ケ丘遊園、見事に小田急だけじゃないですか。
バスやタクシーは対象外なので、
実質、そこで待つか、タクシーに並べ、ということ。

西武新宿線が止まったときは、西武バスは乗り放題だったし、
JRが止まったときは、都営バスがタダだった。
切符を買ってそれを見せれば、地下鉄でもバスでも
何にでも乗れると言われた。

こういうとき、知っているといいことや
いろんな裏技があるのかもしれない。

何年も前だが、NHKの収録に行かなくちゃならないとき
普段とは違うコースで行ったら、中央線が止まり
右往左往して、バスやタクシーに乗ったり
なんだかものすごい距離を移動したが
結果、そのまま大人しく待っていた方が早かった。
そういうことは多い。震災のときもそうだった。
でも、そこでじっと待つ、というのは
ちょこまか動く性質の私にはものすごく難しい。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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