山本光洋ソロライブ

下北沢へ、山本光洋ソロライブを観に行った。
爆笑しているうちに、泣かされて、そしていちいち見惚れて
あっという間の1時間45分。
ひとりのパントマイムでこの長時間は結構なものだと思う。
何人も演じわけ、それが一瞬で変わるのがすごい。
さっきからそこで呆然としていた人になっている。
さっきからずっとぎゃあぎゃあ騒いでいた子どもになっている。
さっきからぼおおっと見ていた老人になっている。
その人の体や呼吸になる瞬間をたくさん見られた。

最初のドラキュラは、外に出ていくとき
そこが暗くて風が吹いていてちょっと寒いことが
即座に感じられる。
それを表現しているんだなあ、ではなく
体の動きで、観ている自分もそこにいる、という
実感がある。
ああ、あのドラキュラが扉を開けて出て行ったとき、
風が吹いていたよなあと思い出されるのだ。
そこまで行くためには、日々のどれだけの修行があったことだろう。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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