もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり
0312345678910111213141516171819202122232425262728293005

間取り

この間、西荻窪に行ったとき、
そうだ、最近行ってなかったけど、どうなってる?
と、私の祖父母の家跡地に行ってきた。
母が生まれ育った場所だ。
あちゃー、駐車場になっちゃったよ・・・
からあんまり来ていなかった。

160204_1440~01
同じく。駐車場だ。というより、駐車場の出入り口か。
人もいないので、ちょっと入ってみる。
この辺がもう玄関というか、がらがらーっと開ける引き戸で
玄関には祖父のサンダルと祖母の草履がある。
左側に下駄箱。
よっこらしょと上がって、ここに炬燵があって、奥が祖母の場所。
そこに座っていれば棚のものもなんでも取れた。
台所に立つのは祖父だ。
で、奥に行くと、そう、階段の下に黒電話があって、
電話が鳴れば祖父が出た。
「はい、重田でございます」
前田君は・・・あ、いるね。と名札を見て
「前田くーーーん! お母さんから電話」
と呼べば前田君は部屋から「はーい」と返事をして
階段をトントントンと降りてくる。

廊下というか部屋のつなぎ目のようなところを通って
ここに部屋があった。
で、その奥にもうひとつの部屋。
祖母の三面鏡には資生堂の化粧品。
(叔父が資生堂に勤めていたのだ)

そしてこの辺かな? ガラガラっと戸を開けると
洗濯機があったなあ。
外にあったのは、ちょっと前までみんなで
井戸のまわりで洗濯していた名残で
全然違和感がない雰囲気だった。
隣の武川さんちもそのあたりに洗濯機があって
洗濯しながら話してた。
武川さんの家を建て直し、密閉化され
そう、新しい家は、どこにも隙間がないって感じだった。
そんなことを思いながら、また玄関のあった場所まで歩き
心の中で「ガラガラガラー」っと戸を閉めた。
【 2016/02/15 】 未分類 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する