タミーちゃん

150920_1612~01
全裸リカちゃんにどきっとする。こういう売り方はどうなの?

子どもの頃、この手の人形では最初
タミーちゃんを買ってもらった。
ちょっと大柄の、おばさんパーマのような金髪の人で
感じとしては二十代後半?

次に出たスカーレットちゃんとスカーレットちゃんハウスを
買ってもらったときには、なんとなくもうタミーちゃんはダサ奴
という位置づけであった。
スカーレットちゃんは二十代前半な感じだった。
タミーちゃんはなんとなく繊細さに欠けていた。
一番の問題点は、体が固いことで、
座らせると、足が突っ張ったまま110度ぐらい
開脚しているその足が太かったのだ。
座らせておくと、よく後ろにひっくり返ったりした。

私はタミーちゃんを妹にあげることにして
まんまとスカーレットちゃんを手に入れたのだったが
スカーレットちゃんがもてはやされた時代は
案外短くて、すぐにリカちゃんブームが来た。
リカちゃんは子どもの設定だ。
胸もたいらだった。

近所では、タミーちゃんもスカーレットちゃんも我慢していた子が
リカちゃんを買ってもらい、その子のリカちゃんと
スカーレットちゃんとタミーちゃんと一緒に遊んでいたが
そうこうしているうちに、リカちゃんのお友達、いづみちゃんが登場した。
もうこれは買わねばならんだろう。

どんな経緯だったか、どういう交渉だったか判然とないが
とにかく私はいづみちゃんを買ってもらった。
いずみちゃんではなく、全く同じ「いづみちゃん」なのだから
これは買ってもらって当然と思っていた。

自動的に妹はスカーレットちゃんもタミーちゃんも手に入れて
でもたぶんあまり興味がなかったのだろうと思う。

そのうちまもるくんとかリカちゃんのママとかパパとか
いろいろ出て来たけど、その頃には確か私は
もうキーハンターごっこに夢中だったような気がする。

リカちゃんごっこは、いつも団地の階段で遊んでいた。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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