花のいのちは

150618_0739~01
翌日のサボテンの花。
花のいのちは短くて、あんなに瑞々しく咲いていたのが
夢のようだ。

花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かれど

は、林芙美子の詩の一部で、
色紙に好んでこのフレーズを書いたそうだけど、
何もこれじゃなくていいんじゃないだろうかと思う。

風も吹くなり
雲も光るなり
生きてゐる幸福は
波間の鴎のごとく
漂渺とただよい

生きてゐる幸福は
あなたも知ってゐる
私も知ってゐる
花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり
雲も光るなり

東京新聞で月に一度連載している
瀬戸内寂聴のエッセイがスリリングで楽しみだ。
今週は林芙美子の「放浪記」をめぐる話がなかなかすごくて、
森光子のスキャンダルも面白かった。
いいのか? こんなこと書いちゃって。

友人が先日「私が瀬戸内寂聴のように
エロ暴露話などを自慢げに語りだしたら
ぼけてる証拠だから全力で止めてね!」
と手を握ってきた。

でも、それが面白かったら、
私に止める権利はないなあ・・・
と思いながらにやにやして曖昧に頷いておいた。

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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