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もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり

神田古本まつり

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青空掘り出し市が明日11月1日まで。
こういうのがあると、なかなか進めない。
1時間の余裕を持って、三省堂本店2階の
これが「本の雑誌」だ! フェアを見ようと思っていたのだが
全然たどり着けず、戻ることになった。
振り返ると、ほとんど進んでいない。

この日はブックハウス神保町で開催の
こみねゆらさん作『オルゴールのくるくるちゃん』
オルゴールのくるくるちゃんオルゴールのくるくるちゃん
作:こみねゆら出版社:講談社絵本ナビ
原画展の初日。
この絵本、とってもいいです!
夜はゆらさんのトークがあったので、予約して出かけた。
とても楽しくて、いろいろと参考になった。
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うふふ、かわいいサイン入り。
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ブックハウスさんで買うと、こんなかわいい着せ替え人形がついてくる!
数に限りがあるんだっけなあ?
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久々にゆらさんに会えてうれしかったっす。

書店の方に「お付き合いは長いんですか?」と聞かれ
「ええ、以前お仕事をご一緒に・・・」
と言えれば良かったが、残念ながらそれはまだないので
「ええ、近所に住んでいたので
嵐のDVDを借りに行ったり、東方神起のDVDを借りたり・・・」
「え・・・」

そういえば以前もここで、スギヤマカナヨさんと話していたら
同じ方に
「お付き合いは長いんですか?」と聞かれ、やはりそのときも
「ええ、今進行中の仕事が・・・」
とか言えればよかったが、全くそんな話はないので
「ええ、食いしん坊仲間として、情報交換したり
一緒においしいもの食べに行ったり」
「え・・・」

となったんだった。

10月30日もまだハロウィンではない

日々、いろいろなニュースがあるが、
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今、パリで開催中のサロンデュショコラでテオブロマが
ccc(クラブ ドゥ クロックール ショコラ)という
フランスのチョコレート愛好家の会で
外国人ショコラティエ賞を受賞したそうです。
後ろには樋上公実子さんのパッケージが。
ちょうど土屋さんの顔で見えないけど
グリーンのパッケージはすごくかわいいうさぎ。
受賞者の顔が邪魔で見えない、とは失礼ですが。
おめでとうございます!

そしてやたらとニュースになっていた三省堂の教科書。
英語の教科書だそうだけど、一緒にこれも出ていた。
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そう、この教科書に載るんですよねー。私の文章が。
あ! 出た! と思ってニュースを見たが
複雑な思いである。

「けしからん」と言う文科省の人もいるが
本を出す前に、あれくらいのリサーチは
ふつーにやっているんじゃないだろうか
と、思うがのう。

だるま食堂のコントに「謝罪会見」ってのがあった。
この間、読んだ、人の体の動きを具体的に書いてある
分かりやすくも、役に立つのかどうかわからない本にも
この「どうも申し訳・・・・・ございませんでした」と
深々と頭を下げる動作が出ていて、
どこかでやってみたくてうずうずしていたところ
先日、学校に呼び出され、校長室で謝罪するというチャンスがやってきた。
頭の中であの図を、声を、間を繰り返していたが
いざとなると全く謝る気がないもので、できないものですな。
噛んだ。いきなり。

それにひきかえ、知り合いの見事な謝罪っぷりに恐れ入った。
謝ってはいるが堂々としていて、見かけは非常に申し訳なく
思っている人として完成されている。しかも声がいい。
あっぱれであった。

前に、異動した学校でたいへんなことがあり、
会見で謝罪する、元副校長も、本当に心を痛めていることが
よく伝わるとてもいい姿だった。

謝罪会見でツッコまれる人は、誰が見ても
ああだめだめ。こいつじゃダメだと思うものだ。
社内ではいざというときのために
謝罪要員を作っておいておいいほどだと思う。
映画『謝罪の王様』の阿部サダヲの謝罪は反感買うけどね。
あれは最初から殴るつもりの人向けだな。
それに映画もダメだったな。
などと書いて、誰かに謝ることになるのかしらん? わし。

ラーメンたべたい!

普段、外でラーメンを食べることは
ほとんどない。
前に友人に連れて行ってもらった
西荻窪の「いしはら」には、
その後、ふらりと年に一度ぐらい行く。
おばさんが一人で入りやすい店だし
その昔、祖父母が西荻で出していた店の
ラーメンの味にちょっと似ているのだ。

この間、友達が、今日食べたラーメンの写真を
送ってくれた。それがすごくおいしそうで
なんとなく心のどこかに「お店のラーメン」があった。

子どもの頃は母が、鶏ガラで出汁を取って
さすがに麺を打ちはしなかったが
麺を買って来てラーメンを作った。
インスタントや、祖父母の店以外の
ラーメン店で食べることがなかった。
そういえば昔はラーメンだけのお店ってなかったよね?

で、今日、池袋西武のデパ地下を歩いていたら
新小岩の一燈というラーメン屋が出店していた。
知らない店だ。ふうん、おいしいのかなあ?
煮干しの出汁とあるからさっぱりしてるんだろうなあ。
カウンターに人が2人座っている。
ぐるぐる歩いて、遠くにその店を見て
やめておこう、いや食べてみよう、と考えながら
次にたどり着き、おばさん率がかなり高いので
(デパ地下だしね)あっさりしたタイプなのだろうと判断し、
3つある「煮干し出汁」「醤油」「つけ麺」のうちどのラーメンにしようかなと
見ていると、注文を聞かれ、「煮干し出汁」と即答してしまったので
突然「ラーメン屋に並ぶ人」になってしまった。
ラーメン屋で並んだのは旭川で一度あったが、あとは記憶にない。

そんな初心者なので、それが珍しいのか
結構ふつーのことなのかわからないのだけど
後ろの男性が、その3種類のラーメンを
一杯ずつ、と頼んだのだ。順番も指定していた。
すごく太っている人を想像して振り返ったら
背は高いが普通の体格の50代とおぼしき男性だ。
ちょっとゆっくり目に食べながら観察していると
まず腕時計をテーブルに置いて
目の前のレンゲなどを並べたりしている。
時間をはかるのか? と思ったが
ほどほどの速度で食べ終え、次のが来る前に
器を下げようとした店員に「あ、これは使います」
と、レンゲと箸を取ろうとしたが、置く場所もないので
下げないでもらって、待機している。
調査中なんだろうか? と思ったが
ただのラーメン好きのおじさんにも見える。

さて、次のが来た。が、一瞬で「あ、これは違いますね」。
最初のが再び来てしまったのかわからないけど、きっぱりしていた。
順番は妥協できない! といった態度であった。
待っている人がいたので、おじさんの正しい2杯目が来たときに
私は出てしまったが、ラーメン3杯ぐらい普通?
そういう食べ方ってよくあるんだろうか?

甲冑を着けた人がラーメンを食べている。
願いが叶うキャンディーを食べて
「ラーメン食べたい!」と言ったのだ。
この人は、口の中にキャンディーを入れながら
ラーメンを食べているのだろうか? と
ふと心配になる。
自分で考えた設定なんだけどね。
キャンディーがとけてしまうと、叶った望みも消えてしまうのだ。

でも、石井聖岳くんの絵が、そんなことはどうでもいい
というような気にさせてくれるのだよねえ。さすがだわ。
この本、すごく楽しいから、ひとりで走り回ったりして演じられるように
練習しようかなあ。

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『キャンディーがとけるまで』


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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
絵本『おつきみセブン』(ふくだいわお 絵 世界文化社)
絵本『わたしのともだちポルポちゃん』(北見葉胡 絵 講談社)
雑誌『飛ぶ教室』no65 「ふでばこのひみつ」掲載
絵本『まってました』(石井聖岳 絵 講談社)
狂言えほん『かきやまぶし』(田中六大 絵 講談社)
『ないしょのオリンピック』(まやぐちかおり 絵 ほるぷ出版)
行事セブンシリーズ『うんどうかいセブン』(ふくだいわお 絵 世界文化社)
赤ちゃん絵本『ももももてんしのかぞえうた』(みなみくうくう 絵 アリス館)
幼年童話『おおあたり!』(山西ゲンイチ 絵 小峰書店)
中学年向け読み物『転校生は忍者?!』(田中六大 絵 佼成出版社)
絵本『さつまいもおくさん』(市居みか絵 小学館)
翻訳絵本『10ぽんのぷりぷりソーセージ』(ほるぷ出版)
絵本『ほしのさんちの おそうじだいさくせん』(つじむらあゆこ絵 ポプラ社)
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)

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