そういえば最近、個人経営の小さな本屋さんに
行っていなかったなあと思った。

行き慣れた所は行ってるんだけど
そこらの、ほら、児童書なんか
永岡書店のとかアニメとかディズニーとか
せいぜい100万回生きたねことか
ぐりぐらぐらいしか置いてないような
あるいは全くなくて、
児童書と書いてあるところに学参と漫画しかない
みたいな本屋さん。

本が好きでたまらないおばあさんが
本好きのお客さんと話していた。
「あれ、面白かったわよ。すごく!」
「ああよかったですよね」
「読んだ? 面白かったわよねえ」
「これ、俺好きでした」
「あら、それ知らない。へえ、それ面白いの? まだ読んでないわ。
読んでみるわ」

また古書が半分の書店では店員二人が
本の話で盛り上がっていた。
「次のが早く出ないかなあって待ってるの」
「面白かったですよね」
「どこまで読んだ? え、次の読んでないの? あれ、読まなきゃだめよ。
たしか・・・そこの棚に・・・あ、もう
百円のとこ行っちゃったかも」

書店員さん、ま、商品を読んでいるってことで
まあそれは本屋さんとしては当然?
しかしこんなに本が好きな人たちがいて
だから本屋さんなんだろうけども
それにしたって、なんだか嬉しいというか
身が引き締まるというか
人類みなスマホばっかりしてるわけじゃないんだなあと
当たり前だけど安心した。
思わずその人たちの手をとって、ぶんぶん振りたくなった。
おばけのバケロン おばけとともだちになりたい! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン おばけとともだちになりたい! (ポプラちいさなおはなし)
(2011/12/02)
もとしたいづみ・作
つじむらあゆこ・絵

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馬鹿でかい段ボール箱で1冊ずつ、
即座に本が届くのは便利だけど
やはり本屋さんで、大きな紙袋に入れてもらうほど
たんまり買って、家でそれをどさっと出して
どれどれ? 私は何を買ったんだっけ? と
手に取るのはわくわくする瞬間だ。

ウテナがマンションの裏に・・・と思ったが
あのマンションこそがウテナ本社なのか!
と、地図を調べて気になったまま、
気づいたことがある。

ブログで毎回、自分の本を紹介すると宣言したのに
ここんとこ、ずっと忘れていた!

紹介ってほどでもないしなあ。
熱意が足りないよなあ。

でもまあ、いいや。
思い出したから何か載せよう。
えーと何にしよう?

今日は初めて行く書店が多かった。
というのも、この間、父の墓参に行くとき
ひとりでタクシーに乗る前に
ふと思い立って、好きだった珈琲を持って行こうと
珈琲を買い、バッグに入れた。
タクシーに乗って、そうだ、と珈琲を一口飲んだのだけど
あの、プラスチックのパチンと開ける小さな穴は
一度開けたらちゃんと閉じられないのですな。

お墓の前で、こういう珈琲って半分ぐらいしか
入ってないものなのか、と思っていたが
半分は私のバッグの中に吸収されていたのだった。

わああ、と墓の前で中身を出して
びしょ濡れの携帯や、財布やいろいろな物を出して
並べて拭いた。
わあ、これはまずい! と思ったのが
図書館で借りた本だ。
端に珈琲のシミが・・・・。

というわけで、今日、図書館に行き、
大変申し訳ありませんでした。
して、弁償は、現物か現金かと訊ねると
現物を、というので、さっそくそのあたりの書店で
探しまくったら、あったよ!
絶版本じゃなくて本当に良かった。

生まれて初めての弁償だわ。

そんなわけで書店に入り、いろいろな本を見て回り、
児童書もチェックした。
自分の本も何冊かあったけど、なんだったっけなあ?
すごく懐かしく意外な本があったんだけど・・・。
だめだ。思い出せない。

でもこの三冊は印象的でした。
まじょのウィニーまじょのウィニー
(2013/10/08)
ヴァレリー・トーマス
もとしたいづみ・訳

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まじょのウィニー おたんじょうびおめでとうまじょのウィニー おたんじょうびおめでとう
(2013/10/08)
ヴァレリー・トーマス
もとしたいづみ・訳

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まじょのウィニーとまほうのパソコンまじょのウィニーとまほうのパソコン
(2013/11/06)
ヴァレリー・トーマス
もとしたいづみ・訳

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通りすがりの親切な方が
私のいい加減なブログの記事に
訂正を入れてくれました!!

世田谷文学館と隣接の老人ホームは、ウテナ化粧品の元社長邸跡です。
徳富蘆花邸は芦花公園の中にあります。

って!
私も書きながら、芦花公園ってあそこじゃないよねえ
と思ったんだ。(だったら調べろよ!)
なるほど建物だってちょっと時代が違うものねえ。

そばにあるバス停がウテナ化粧品前で、
以前は本当に目の前にウテナがあった記憶があるんだけど
でもいつからかマンションに遮られて
ほとんどスーパー前になってしまっているけど
あの裏側にまだウテナはあるんだろうか。
ウテナ、懐かしいよねえ
広告でよく見た!
ウテナお子様クリーム!
などと、友人たちと歩きながら話していたのでした。

ありがとうございます! 「通りすがり」さん!
私、都内の
かつてここは、こんな場所だった、とか
(近代以前の)小説に出てくる〇〇とは、ここのこと、
なんてのが好きなのです。
またいろいろ教えてください!!

一週間後の日曜日。
芦花公園。

シチューのお店でランチ。
ツッコミどころ満載
(カレー好きの方におすすめ! カレー。
生姜焼き好きの方におすすめ! 生姜焼き。)
のメニューに笑いつつ
シチューを頼む。

奥の厨房で静かに仕事をする老夫婦。
奥で調理をするおじさんと、接客担当のおばさん。

ふと、店内の映画のポスターの切り抜きが
目に入る。
「あ、ルドルフ・バレンチノだ」
と口走ると、横に、厨房の奥にいたおじさんが
ニコニコして立っていた。
いつのまに! それにすごい地獄耳。
「これはねえ、無声映画なんですよ」
と鼻の穴を膨らませて言うので
(あんたらは知らないだろう! と得意顔だったが
すまん! 黙ってるわけにはいかんのよ)

「見ましたよ、この映画」
「え! 見た?」
「ええ、澤登翠さんの活弁で」
「見たんですか。おみかけしたところそんなお年では・・・」
(とすごくじろじろ見る)
「もちろんですよ。あの時代に見た人は90歳くらいでしょう」
「ですよねえ。活弁で?」
(と、再びじろじろ見る)
そんなに見なくてもそんな年には見えないと思うんだけど・・・。
え、見える?

あのときは思い出せなかったけど、日本で公開されたときのタイトルは
「熱砂の舞」だった。
「The Son of the Sheik」1926年だったか。

お店には長時間いたが、二度とふたたび
おじさんが厨房から出ることはなかった。
ポスターを指さすと出てくるしかけなのか?

140323_1343~01

140323_1343~02

その後、世田谷文学館へ。

徳富蘆花邸の跡地の一部が老人ホームになっている模様。
大袈裟な門やお蔵があって、小さな堀を挟んで世田谷文学館。

クラフト・エヴィング商會の展覧会。
彼らが2冊目の本を出したくらいのとき
雑誌に書くため、電話取材をした・・ような
勝手に書いたような・・・。

140323_1626~01
そのあと友人たちと喫茶室「どんぐり」に入った。
私はクリームソーダを注文した。350円!!!

140316_1301~01
パンダが歩いてくるような気がするので
携帯のカメラをズームにしてみた。
パンダだ。それも若い女だ。
おじさんと若い雌のパンダだなあと
通り過ぎるときの会話を聞くと
「でさあ、●●●なんだよなあ」
「へえ、そうなんですかあ」
おじさんと若い女だ。
140316_1302~01
しぐさも女らしいパンダでした。
ちんどん屋さんとすれ違った後の
日曜日の西荻窪。

余計なことを言う。

ってのが多い人生である。
一言多い、とか
そこまで言うか、とか
そんなことまで言っちゃって大丈夫なのか? とか
まあ、全体的にそういう評価だ。

星占いとか、なんたら占いでも
口は災いの元、要注意。みたいな指摘があり
そういえばそうかも、と頷く。

血気盛んな新入社員時代は
よく同期の男子に憎まれ口をきいて
喧嘩になったものだ。
黙っていられない。
で、退職して数年後に
「あんときは、本気で殺してやろうかと思った」
なんて言われた。

家族に話すと
「ほらやっぱり!」
と言われた。

両親からは、いつか刺されるから
そんなことを言うものではないと意見され、
今では娘達から似たようなことを言われたりする。
「ねえ、それ、本人に言ってあげた?」
「かーさんがそう思ったって言った? そしたらなんて?」
とか聞くと
「まさか! 本人に言うわけないじゃない」
「そんなことは言うべきことじゃない」
なんて言われてしまう。
そんな・・なんというか、距離が遠い、浅い付き合いは
つまんないじゃないかと私は思うんだけど
世間とはそういうものらしい。
遠慮がないってことなんだろうか・・・。
ずかずか入っていくおばさん体質?

けれど30年前、一緒に入社した同期の仲間は
わりと、いわゆる余計なことまで言っちゃうタイプの人が多く、
それがとても心地よかったと気づいた。
そういう仲ってこともあるんだろうけどね。

この会社を、自分はほぼ1週間で辞めたくせに
私に合ってるんじゃないかなと勧め、
その後、ばったり会ったとき
「もう限界、辞めたい」と言う私に、
「もう少し我慢しなさいね」と言った群ようこさんのことを
文庫の解説で書いたら、ご本人が読んで
「あら、そんなことがあったかしら、それは悪かったわ」
と編集者を介して伝わって来た。

あったんです!
でもネタにさせてもらってるんで、感謝です。

小福歳時記 (集英社文庫)小福歳時記 (集英社文庫)
(2013/07/19)
群 ようこ

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来月、発売の本が、オンライン書店に出ていたので
ちょっと早いが、紹介してしまおう。

『うらない☆うららちゃん1  うらなって、安倍くん!
ポプラ物語館 (ポプラ社刊)
もとしたいづみ・作  ぶーた・絵

本体1,000円+税
2014年04月 発行

予約受付中!!!!

中学年向けです。
いまどきな感じの表紙。

しかし↑このオンライン書店。
もとしたいづみ をクリックすると、なるほど
私の本がぞろぞろっと出てくるけど、
ぶーたさん、ちょっとひどいんじゃない?
ブータンの本とか、高木ブーの本が出てくる。

『俺と彼女の青春論争』
著者:喜多見かなた
イラスト:ぶーた
を出さないでどうする!
第18回スニーカー大賞を受賞した新刊だぞ。

スニーカー文庫

さて、『うらない☆うららちゃん』の、1
ということは、2が出るわけで、
しかもポプラ社、テンポが早いから
もうずんずん書いていないといけないわけだけど・・・。

あ! 安部くんてのは、「占って!」なので
もちろん陰陽師の安倍 晴明(あべ の せいめい)の安部くんで、
あの、頭のおかしい安部ではない。
誰もが辞めてほしいと思っており、
辞めてほしい理由は数々あれど、
この本のためにも紛らわしいからとっとと辞めてほしい。
発売までに、だよ! 

娘が大学3年で就活中なので、自分ののんびりした
大学4年の秋の就活を思い出す。

五反田の会社のグループ面接は
終わると(そういえば女子だけだった。
男女きっちりわけていたんだな)
帰り道、みんなでケーキを食べながらお喋りして
「そういえば、この間いたあの人はいなかったね」
「あの質問、ちょっと困っちゃった」
「でも毅然としてたわよ」
なんてお喋りして
「じゃ! また会えたらいいね!」
と別れ、
いよいよ最終の第五次面接の帰り、
「これで、決まりなのよねえ?
まだわかんないのかしら」
「真綿で首を絞められるってこんな感じ?」
と話した仲間が入社式で顔を合わせた。

その後、30年が経過し、
今日、入社30周年記念同期会が行われた。

まだ勤めている人がいてたまげたが
私のように1年半くらいで辞めた人も含め、
集まった同期のおじさんおばさんたちを見てみると
当時の人事がどういう学生を採用したのか
すごくよくわかった!

なんかみんなあけっぴろげで明るい。そしてすごく正直。
140人だかの同期の、40人ほどが集まったのだけど(たしか)
一人一人、壇上に上がって、あれからの人生と近況を包み隠さず話し、
子どもの自慢などもしちゃう。
しかも必ずくすりと笑えるネタを入れる。
みんな興味津々で話を聞き、合いの手も入る。

「次の同期会の幹事をやりたい」とか
「うち、ここの近所で、今日は嫁がいないから三次会はうちに来てくれ」とか
言い出す人を見ながら、そうだったそうだった
あんまり損得を考えずに生きてる人が多かった
と思い出した。
ふざけているようで、みんな基本、真面目というか
つい真剣になるところも特徴かな。

今でいうブラック企業の走りみたいな会社だったな
と思っていたが、そうか、こんな明るい人たちがいたから
けっこう楽しく働けたんだろうなあと
大笑いしながらもしみじみした時間を過ごした。

みんな取り繕うことなく
「思い出せない」
「なんか、名前だけ記憶にある」
「変わってない!」
「すごく変わった!」
「やだ、どうしちゃったの?」
と言い合う中で、私も
「私は覚えてる!」
と自信満々で告げた人がいたが
さっき帰りの電車の中で
「あ、違うわ。二女の中学時代の顧問の先生に似てただけだ・・・」
と気づいた。

欠席だったが同期には梯久美子と羽海野チカがいる。
高田美苗さんも先輩だし、大先輩には垂石眞子さんも
そして私にこの会社を勧めた群ようこさんも先輩だ。
重なる時期なんかもちろんないが
100%ORANGEの及川君もそうだし
もうそこらじゅうにいるサンリオ出身者。


社会人になって希望に燃えていた頃。
全てが楽しく全てが修行だった。

となえもんくん ちちんぷいぷいのまき (どうわがいっぱい)となえもんくん ちちんぷいぷいのまき (どうわがいっぱい)
(2008/05/13)
もとした いづみ・作
大沢幸子・絵

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「となえもんくん」3冊シリーズの1作目。
いなかっぺ大将とにゃんこ先生のような
「猫村さん」のようなふたり、
となえもんくんと いねこさん。

「俳優座さん」
と娘が言うので、笑いそうになった。
演劇部の先輩に習ってのことだと思うが
「ハイユウザサン」
言いにくいじゃあないか。

「俳優座さんで打ち合わせあるから遅くなる」
これは「俳優座のスタッフさんたちとの打ち合わせ」
なのだろうから、まだいい。
けれど、「俳優座さんからの帰り」
「その日もリハで俳優座さんに行く」
というのは、場所として、つまり昔で言うところの
「しばや」の「俳優座」だから
さんを付ける必要があるのだろうかと
笑っちゃうんだけど、でもまあよくわからんが、
演劇上演のために自分の高校へやってくる高校演劇部のことも
「どっきょー(独協)さんがね」とか
「富士見さんの芝居が」とか、「サン」付けなので
いちいち「がくっ」とならないように聞いている。

この間、韓国料理屋さんで初対面の就活生さんと話をしたときも
「ああ、僕、一度だけありますよ。説明会に遅れたこと。
駅に降りた時点で遅刻だと思ったんで、
すぐに企業様の担当者様に電話しました」
で、「へ?」と固まった。

今、きぎょーさまのたんとうしゃさま、って言ったよね?

まあ、確かに就活セミナーなどでそう言われ続けたら
そう呼ぶものだと思うんだろうなあ。

しかし、それよりも強い違和感というか、不安というか
わからないぞと思ったのは、学生のコンサートで
プログラムにない「日本の国歌」を歌ったことだ。
客席のおじさんおばさんは「え、え、なに? どしたの?」
と狼狽え、どういうわけか後で誰かつかまえてじっくり聞こうと
思ったのに、機を逸してしまった。

なんで? 
国歌を歌うと、年寄りはみんな喜ぶと思っているのか?
それとも誰かが長渕剛の影響を受けているのか?
そのあと歌った「乾杯」がてっきり私たちが歌っていた「乾杯」だと
思いきや、長渕の唄だったことで、そう推理したのだけど。

その後、韓国料理屋だったからか、
「でも僕たち、韓国と戦争になって、
実際僕たちが闘って、勝てる気がしないんですよね。
だって向こうは徴兵制もあるわけだし鍛え方が・・・」
という発言が飛び出したときはたまげすぎて言葉を失った。

今の日本の若い男子は戦争に行く気でいるのか!
こんな感じの世の中なら、仕方ないとでも思っているのか?
しかも闘うって、スポーツとかゲームみたいなイメージ?

これ、冗談? どういうこと?
と思って何も言えないでいたら、4年後輩のおじさんが
「自衛隊の訓練は、指令を出す訓練であって
自分たちが出て行くものではなく、
実際闘うことになるのは君たちなんだよ」
と念を押したのだが、宴席でもあり
その話はうやむやになってしまった。

知らないうちに若者たちはすっかり洗脳されているのだろうか。

という話に続くような絵本はないので
じれったい気持ちつながりでこの本を!

ペンギンさんペンギンさん
(2007/11)
ポリー ダンバー・作
もとしたいづみ・訳

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「あ、桜が咲いてる」
と見ると、ちょんちょんと動くものが見えて
メジロ、二羽。つがいだろう。
140314_1403~01
見えにくいが、真ん中やや上と右やや上。
140314_1404~01
中央で頭だけ見えている子が、右側の子を見ている。

しばらく歩くと
「わ、ここも満開!」
と見上げればやはりメジロのつがい。

しかもここは目白なのであった。

ちょっと角を行けば、また満開の桜があるけど
そこまで行って、またメジロがつがいでいたら
ちょっとこわいような気もして、やめた。

くっくちゃんくっくちゃん
(2005/10)
ジョイス ダンバー・作
もとしたいづみ・訳

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夢の中で鳥の声が聞こえてくるシーンがある。
と思う。たぶん。

合宿で、自分がどの部屋に入るべきかわからない。
やることがたくさんあって
いろんなものを整理しなくちゃならないし、
そうこうしているうち、夜中になってしまい
もうみんなは部屋に入って休んでいる頃だ。
でも私は衣装の整理とか、何故か途中で鉄棒にぶら下がったりしていて
なかなか部屋に戻れない。
早く寝ないと、明日は公演の本番で
なにをやるかはっきり覚えていないんだけど
夜更かししていてはもたないほど
ハードな役どころなのだと焦っていると
群ようこさんが、これは持っているべきものだと
何かを渡してくれて、その後、くじびきみたいなものにより
私が寝るべき部屋がわかった!
ふすまを開けるとみんな目は開けているけど横になっている。
8人ぐらいいて、どうやら1歳から3歳までの部屋だ。
ここで・・・いいのだろうか?
と思って、へとへとになって目覚めた。
久々に疲れる夢だった。

幼児が寝ていたのは、
昨日、保育園での講演会の打ち合わせで、
会場の説明を聞いたからだと思うし
明日が公演というのは、年末に児童館をまわって演劇の公演をしていた
二女のDVDが昨夜遅く帰った娘により、大音量で流れていて
やることがいっぱいあって焦っているのはいつものこと。
くじびきはこの間の打ち上げで、偏らないようにと
幹事がくじびきの箱を準備して、その番号の席に座ったのだが
男性たちが所在無げに座っているテーブルに案内され
「あら、そこ? ごめんねえ、おばちゃんで」
と言って席につこうとしたら、みんな無言だった。
「ほんとだよ。若い女はたくさんいるのに
何故よりによって・・・」という心の声が多数聞こえた。

諸君!
そんなときはお世辞でも
「そんなこと、ないですよ!」
と即座に言える男になりたまえ!

迷い慣れた道ならば、正々堂々と迷えるのだが
今日は、自分の縄張りで、バスを乗りちがえて焦った。

上石神井駅のいつものバス停。
ここには「西荻窪行き」のバスしか来ないものだと
思っていた。

ずっと前は荻窪行きもあったのだけど
なくなって久しい。

地蔵坂上とアナウンスされたのはわかっていた。
しばらくすると「東京女子大前」と聞こえ
え? と見れば、どうやらバスはいつものように
左折せず、右折した模様。
ううむ、どうやらこれは吉祥寺行きだ。
吉祥寺まで乗って行って、西荻窪まで一駅電車に乗るか?
間に合わない。絶対に。
と思って飛び降りた。
いやいや、大丈夫。ちゃんとボタンを押しておりました。
いくらなんでも。

で、きつねにばかされた気分を味わいながら
バスが来るのを待ちながらとっとこ歩いた。

吉祥寺行きのバス停は少し先ではなかったのか?
と思って、今、バス停を調べると、地図の表示が重なり合っていて
よくわからない。
時刻表を見ると
平日・・・時刻表はありません、という表示。
土日はあるみたい。
時刻表がないとは、バスが走らないということなんだろうか。

遅れますと電話して、余裕で着くはずだったのになあと
バスを待っていると、なんだか関東バスの行先表示が今までと違う・・・
ような気がする。
どのバスも吉祥寺行となっている。そして小さく「西荻窪経由」。
西荻が終点のバスは廃止されたのか?
どのバスもゆくゆくは吉祥寺に行くことになったのか?

謎が解けるまでしばらく用心深くしていようと思う。

この間は、オーケストラの演奏を聴いたが
今日はオーケストラのカレーを食べた。
カウンターの端に座ったので、目の前では
大きな炊飯器でどんどんご飯が炊きあがり、
ほわほわに上がった湯気の向こうで
お兄さんがお皿にわしわしご飯をよそっていくのを
眺めながらおいしいほうれんそうとチキンのカレーと
香り高いチャイをいただきました。

おっとどっこい しゃもじろうおっとどっこい しゃもじろう
(2012/10/01)
もとした いづみ・作
市居みか・絵

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金曜日、目白の住宅街を久々にとことん迷った。
あのあたりは、歩いていると方向がわからなくなる
下北沢と並ぶ街だ。

特に西武池袋線が曲がっているのか
踏切を渡ったと思うと、またあらわれて、
きつねにばかされている感を味わえる。

最近あまりなかった「完全に方向感覚を失う時間」を堪能し
しばし佇んだ。
いやあ、ここまでの迷子は久しくなかったなあなどと
誰もいない住宅街で感慨にふけって、ひとりにやにやして
満足であった。

あの辺で迷うと出てくる大きなお屋敷とか
変な工場とかではなく、今回初めてお目にかかる
建物が続々現れるので、ぞくぞくした。

方向音痴冥利に尽きるとでもいうのか。
耳をそばだて、車の音を聞き、
電柱の看板にヒントを得て、どうにか目白通りに出た。
そんなに暇ではないので、どこかで抜け出さねばならないのが
寂しいところだ。

さて、その翌日。
新大久保の店を出たとき
ふと思い立って
「こっちから行くと西武新宿だから
あたしは、じゃ、こっちに!」
と、ずんずん歩いていると
ちょっと予想に反した雰囲気の道に出た。

あれ? と思いながらも
確実にこっちの方だと信じてずんずん歩いていると
見覚えのある建物・・・。
あ! 長年通った懐かしの「スポーツ会館」だ!
何故ここに?

ではなく、つーことは・・・そうか!
その前にいた場所と勘違いしていた。
と、戻って、さっき別れた人たちと合わないように
こそこそと道を急いだ。

夜、思いがけない見知らぬ道に出たときの
まるで別の世界に来てしまったような
ぽかんとするあの感じが好きなんだなあと思った。
いや、負け惜しみではなく。

まよいみちこさん (にじいろえほん)まよいみちこさん (にじいろえほん)
(2013/10/24)
もとした いづみ・作
田中六大・絵

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意外にたくさんいる方向音痴の方々の
共感を呼んでおります。
絵本としてではなく。
「まったくあの通りですよねえ」って。

京都での絵本原画展が5月に予定されています。
近くなったら詳細をば。

古くからの友人の、長男が所属する
大学オーケストラの演奏会に行った。

久しぶりのサントリーホール。

演奏はとても良かった、と思う。
というのもすごく気になることがあったため
あんまり真剣に聞いていなかった。

ひとつめは、私の前の席に座っている人が
同じマンションの加藤さんではないか、ということ。

ふたつめは、指揮者の動きや表情が誰かに似ている、ということ。

は! ルー大柴だ! と思い、
両脇の友人たちに伝える。
これでひとつは解決。

終わって「加藤さん」と呼びかけてみた。
加藤さんだった。
加藤さんはお互い長女の小学校が同じで、
このオケのOGであった。
私たちの、ゆるゆるの鑑賞具合とは違って
厳しい顔で聞いていた大学サークルの卒業生たち・・・。

さて、数日後、今度は私が大学のサークルの卒業生として
現役の演奏会を聴いていた。

MCならお手のものの後輩、朝倉くんが
軽い口調で進行。
「これが終わりますと、レセプションです。
間違っても未成年者はお酒を飲まないように!」
会場の卒業生たちは笑ったが、
舞台の上の現役生たちは、途端に暗い顔になる。

だよなあ。笑えないよねえ。

懐かしく、素晴らしい歌を聴き(あ、こちらは合唱)
学生時代、一緒に歌った、数年前に亡くなった友人を思い出し、
ときどきうるっとしながらも
楽しいひとときであった。

ケイティーケイティー
(2004/08)
ポリー ダンバー・作
もとしたいづみ・訳

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やっぱり歌うっていいなあ。
そして、合唱の歌い方ってのがあって、
それは独唱では違和感ある歌い方なんだよなあ
と改めて思った。
一言でいうと、音の一部って感じの歌い方だ。

嵐の中、ビリケンギャラリーに
『ねこのねごと 2』展を見に行った。
と書いてみて・・・
もしかしたら私、何度か「猫の寝床」と言ったかもしんない。

50人の作家の猫たちが素晴らしい。
噂に聞いていた石井聖岳くんの作品。
猫の表情がたまりません。

さて、50作が並ぶと、見落とすものがあるそうで
嵐の中、びしょ濡れで来る酔狂な客もいないので
三原氏が強力な販売促進&レクチャーしてくれる。
「意外と、この人のが目に入らない」
「なるほど」
と、ひとつひとつ見て行く。

入ってすぐのあべ弘士さんのヤマネコは
私は、まず「お!」と思ったが
一緒に見た人は最後に「あ!」と気づいていたから
個人差もあるのだろうけど。

あべさんとは何度かお仕事しているが
長らく絶版だと思っていたこの絵本が
販売されていることを知った。
トランとブッチのぼうけん

トランとブッチのぼうけん (みんなで絵本)トランとブッチのぼうけん (みんなで絵本)
(2002/11)
もとした いづみ

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たまには見てみるものだ。
そういえば私、これ持ってないから買おう!


富山県射水市大島絵本館から
『マグちゃん通信』が届く。
いつもありがとうございます。

表4に、寄贈絵本のご紹介コーナーがあり、
すすめ!  ふたごちゃんすすめ! ふたごちゃん
(2013/11/22)
作・もとした いづみ 
絵・青山友美

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を紹介していただいた。
寄贈してくださった佼成出版社さん、ありがとう。

さて、せっかくご紹介してもらって
ちょこっと言うと、小うるさいおばちゃんのようで
実際そうなんだけど「もとしたいずみ」になってます。

で、宛名は、もとしたいづみ様なんですよね。
まあ、同じっちゃあ同じなんですけどもさ。

こういう間違いって、間違いとは思っていない人もいて、
指摘すると、すごく恐縮してくれちゃう人もいれば
え・・・「づ」って、ないでしょ? 今「ず」ちゃいますか?
という感じの反応とか、
「づ」って出てこないですよね。
は? 「D」「U」って打つの? あ、ほんとだ! へえ・・・。
という人もいるので、さらっと言うことにしている。

さすがに市販本はないけど
たまに雑誌なんかで「作・もとしたいずみ」というのがあったりして
言った方がいいのかな。いや、うるさい奴だと思われるのもいやだし
やめとこか。
などと思ったりするんである。

月曜夜『失恋ショコラティエ』を見たあとは
チョコレートを食べたくなる。
という人は多いと思う。
原作者の水城せとなさんと、
チョコレータひめ
の樋上公実子さんのコラボが、雑誌『VOCE』で連載中。
今発売中の号では、パンケーキと一角獣の絡みがすごい!
チョコレータひめチョコレータひめ
(2008/10)
もとした いづみ・文
樋上公実子・絵

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アマゾンでぽちっとするのは待ってください!
高い。(営業妨害か?)
版元の教育画劇に問い合わせれば、あります。たぶん。
定価で買えます。

3.11

マンションの下の階にあるショッピングビルの
防災訓練があったようだ。
マンションの訓練もそうだし、
普段、しょっちゅう鳴っている火災報知器による
放送が、全然聞き取れない。
住居内にいると、何か鳴っていて、
何か言ってることすらわからない。
毎回「言わないとなあ」と思う。

16階のエレベーターのボタンが不調だ。
ボタンを押して点灯し、点滅し、見張っていないと消えている。
なかなか来ないなあと思って見ると
消えているのだ。

ボタンが点滅するが支障はない。
業者依頼待ちである旨、書いてあるが
「部品の業者依頼待ち」ってのが遠すぎてよくわからない。


何を言っても腑抜けた返事しかしない管理人さんに
言っても無駄だろうなあと思いながら
支障がないと書いてあるが、自然に消えているので支障はある
ということ、
あの貼り紙から結構時間が経っているが、一体いつになったら
部品の業者が来るのか
と、訴えた。

「あー、そうですかあ」
「さあ、あたしはわかりませんねえ」

であった。やはり・・・。

何かあってから
実は前にね・・・と言っても遅いのだ。
ということを学んだ3年前だった。

もう、みんなYahoo!検索したかな?

「3.11」というキーワードで検索すると、
ひとりにつき10円が、Yahoo!検索から
公益財団法人東日本大震災復興支援財団の「一般寄附金」
に寄付されます。

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デジャヴ? と思ったけど、
4月号なので、結構前に送ってもらったのでした。
(こういう月刊誌は年間の営業用に4月号は早めに作るのです)
改めて送ってもらい、感謝っす。
いよいよ出ます。
絵の柴田明子さん、編集のYさん、ありがとうございました。
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早いなあ。もう五月の節句か・・・。
ぼやぼやしてはいられない。

今日から始めることをさっきいくつか決めた。
今、それにひとつ追加。

ここでは毎回、新刊、既刊問わず、1冊紹介。
よし! 
すぐ忘れそうだけど。(前にも何度か試みたんだよなあ・・・)


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松屋で今日までだった「ぐりとぐら展」。
長女は行ってたけど、私は行けなかった。
就活中なので、普段あまり行かない場所に行っている。
あー、そこにいるなら、松屋行けるじゃん! とか
そのビルの近所においしいチョコレート屋さんがあるから、
買って来て、とか遠隔操作。

これは遠隔操作で買って来させたもの。
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おいしかった!

丸ノ内線、中野坂上で降りるたび
ここは一体なんなんだ! と思う。

中野坂上から方南町までの短い区間。
この部分はなんなんすか!
途中で二股に分かれる、というのでもなく
どっちにしろ中野坂上で乗り換えることになる。
前は方南町行きと中野坂上止まりってのがなかったっけ?

中野坂上に着く。
両方の扉が開く。
新宿方面はこっちのホームに降りて
停まっている電車に乗る。
荻窪方面は逆のホームに降りて
停まっている電車に乗る。

何かのゲームなのか?

こうなったいきさつを
すっと前、小田急線に乗っていたお爺さんが
連れのお爺さんに話していているのを聞いたことがあった。
知らない人の話だったが
「えー! そうなのか。そんな歴史が・・・」
と思ったことがあったが記憶があやふや、というか
よく覚えとらん。

惜しいことをした。

その後、寒空はだかが、方南町ネタで話していたことがあったが
それも忘れてしまった。
忘れても困ることはないほどの情報だったのだが
今思い出せないのは悔しい。

本日3月8日は、ウレシカの西荻オープンの日。
さっそく行ってまいりました。

北口をずんずん歩いていきながら
ぺったんぺったん餅をついているのを遠くに見ながら
わあ、初日は餅つきかあ・・・とにやにやしながら近づいたら
違った。

お、人が外まで溢れでているなと思ったが
それも違った。人形でした。

さて、経堂と同じ、向かいのお店は花屋さん。
新しいウレシカ

ドアを開けると、まっさきに
今、絵本でご一緒している早川純子さんが見えて
「はやかわさ~~~ん!」と手を振る。

ゆったりした店内は二階もあって
ちょっとした美術館です。
雑貨も、今までこんなのあったっけ? というほど
いろいろたくさん。

西荻の人たちに「ウレシカ、よろしくね」と
挨拶しているのは、私が何気なく「西荻、いいんじゃない?」
と言ったのが西荻移転のきっかけだったと聞いたからであって、
出資はしていません。
そんな余裕はありません。

さて、4月から消費税が上がる、ということもあり
ついつい買い物が増える昨今である。
その手に乗るか! と思いながらも
でもどうせ買うものなら今のうちに、と思って
余計なものも買ってしまう。

水曜、木曜とふたつの生協の荷物で
ぎっちぎちの冷凍庫。
入らないので、早急に食べるべきものが既に解凍されていて
そんなときに、ピンポ~~~ン。
カメラには両手にどっさり荷物を抱えたヤマトの人。

「え・・・それ、全部?」
と聞くと、彼は
「ええ。おめでとうございます」
と言いながらニコニコと荷物を床に置いた。

「全てクールなんで冷凍庫にお願いします」
と言い放ち、
「まいどー」と帰って行った。

おいおいおいおい、こんなのが入るわけないじゃん!

これが通販の恐ろしいところだ。
どうして別々の所に頼んだものが一度に来るのだろう?

もう何も入らない。
角煮饅どっさりの箱。
冷凍ちゃんぽんどっさりの箱。
(具が多くておいしそうだったのだ)
酢豚ぎっちりの箱。
(これに野菜を追加して炒めなおすとおいしいし便利だ。
豚を揚げる手間が省ける)
生麩の田楽の箱。
茶わん蒸しの箱。
(茶わん蒸し自体は簡単なものだが具をたくさん入れるのは面倒なもの。
これは大きなエビやぎんなん、三つ葉など具だくさんでそれぞれがおいしい)


仕方がない。また解凍だ。
これから夜までの間に食べるべきものを出していく。
明日のものも出しておこう。
掘って掘って、どんどん出す。
誰も外食はしてくれるなよ。
(でも週末はみんな外で食べて帰るのだよ)
出しながら同時に蒸篭をセットして
蒸かしたり、焼いたり、なんだかんだ
夜まで食べ続けることになった。
さすがにもう苦しい。
でも勿体ない。食べなくては。
吐きそうだが、お腹が痛いが、解凍したからには
食べなくてはならない。

消費税アップは苦しい。

そんな日々だったので、西荻に行っても
食べ物は買うまいと思っていた。
が、ダメだった。
まずは中野富士見町でおいしそうなパン屋を見つけてしまい
でも堪えて、ラスクやグラノーラだけにした。

ああだけどだけど西荻は無理だった。
だって、ウレシカはエイミーズのそばなんだもん。
お餅だってついてたのに、もうこれでおしまいだって言うんだもん。
おいしい魚屋さんと、小林ケンタロウが言ってたのは
たぶんここ、という魚屋さんでも買い物してしまい
気づいたら、手にはいろいろなものが。

おそるべし西荻!

パントマイムの公演に行った。
白井あずささん 作・演出・出演の
「つむぐ つれづれ わたしの話」

去年、ワークで一緒に
紙をびりびりっと破く仕草をやったとき
彼女だけが、紙を抑える手の位置が固定されていて
ああさすがパントマイムをやっているだけある。
こういうとき、プロは全然違うんだなあと思った。
でも普段は普通のおっとりしたお嬢さん。

3回公演のうちの2回目、今日の午後。
会場はびっしり満席。
そこここにパントマイムやダンスのプロの人がいる。

あずささんは、見た目がごく普通の若い女性なので
かえってそれが面白く、いろいろなドラマが展開され、
映画を何本も見たような満足感を味わった。

パントマイムっていろんな表現があるんだなあ。

彼女は山本光洋さんのお弟子さんで
光洋さんといえば、こんな大道芸が有名だが、
今日のあずささんのパントマイムは、
男と別れ、やけ食いする女、
昔住んだ団地の間取りを説明しながら
幼い頃の自分と腹話術する今の自分、
なんて具合に、設定に無理がなくて見ていて心地よい。
あー、面白かった!


娘の大学から成績表が送られて来た。
我々の頃にはあり得ないことだが、
今は保護者にこうしてご丁寧にも送られてくる。
成績はものすごくいい。
親はみんな驚くのだが、おそらく全体的に
とてもいい成績になっている模様。
就職に有利なようにだろうか。
そして学生も皆真面目で、授業を休むなどもってのほか、
毎回のように出される課題もちゃんとこなすし
だいたい祝日も授業があるというのが
どういうことなのかわからないが、すごいと思う。

さて、4月から娘は4年生になるが
出来る限り多くを履修してきたようで
卒業に必要な単位は僅かだ。

自分が学生の頃は、4年生っていいなあ。
ほとんど休みで。
なんか思っていたけど、とんでもないぞ!
学費払ってんだから、もうできるだけ力の限り
いろんな授業を取ってほしい。
でも、それもできないんだよね。確か。

本人がダメでも
家族はオッケーなんて制度はないのだろうか。
いつも面白い授業が盛りだくさんで
いいなあ、これ、出たいなあと
シラバスを眺める私だが、またそんな季節がやってくる。

確か後期の授業で「雪かき」なんてのもあったな。
雪国に行って、雪かきの極意を学ぶという数日間のコース。
車の運転とか、着物の着付けなんて便利なのもあったし、
年間2000円の、スポーツジムとか
卒業してしまうと、どれだけお金がかかるか!
(それだけ払っているんだが。私が!)
ということは卒業して、自分で稼ぎ、払う身分にならないと
わからないことなんだよねえ。

OL時代、英会話を習ったことがあった。
少人数クラスで学生から年配の人までいろいろいた。
若者はどうしてそんなにすぐ覚えられるのか!
と驚くほどで、50代の人たちは、何故そんなに覚えられないのか!
と呆れて見ていたが、今はよくわかる。
(そもそも、なんでそんな年寄りが英会話など習うのだろうと思ったものだ)
で、すぐに来なくなるのは学生だった。
月謝を自分で払っている大人は、休むのが惜しいから
覚えられなくても、宿題をやって来なくても、とりあえず行った。
そういうものだ。

さっき、校正をしていて「怒らせる」が正しいよね
「怒らす」ではなくて・・・とネットで調べたら
こんなものに行き当たった。

これだけは覚えておきたい 人を怒らせる方法30

タイトルも出演者も演技もシロートっぽさも間も、
なにもかもが全てが半端で、妙に笑える。

娘達が演劇を観に行くと、お土産にチラシをどっさり持ち帰る。
まあ、確かに私、芝居のチラシは好きで、帰り道には
じっくりと見て、いるものいらないものの仕分けをするのだが
でもまあ、それはもらったからであって、わざわざ集めるほどではないのだけど。

最近、娘たちのどちらかが持ち帰ったチラシに
これが入っていた。
P12a_250[1]
pカンパニー。
これは行かなくちゃ、と思っていたらば
友達から「またツンから泣きの入った来てくれコールが来たから
行ってあげようと思うが一緒に行かない?」と誘いのメール。
ツン、とはPカンパニーの代表にして俳優の林次樹のニックネームだ。

5500円が3500円になるというので、そりゃ申し訳ない、と
手土産など持っていそいそ行った。
受付で「おひとり5000円です」と言われる。
「えー! 3500円じゃないのー?」
「なに、それ!」
「ちょっと・・・詐欺?」
受付でこんなことを言うひどい客、の私達。
しぶしぶ財布を開く。

「あたし、買って来たチョコ、あげない。自分で食べる」
これは私。
「あげておいて、あとで有名になったら、ってのは」
「もうないよね」
「うん、この年だと・・・」
と、どこまでも辛辣だ。

「ちょっと・・・すごく混んでない?」
「なんか、ブログ見たら全日満席って出てたよ」
と言うと
「えー! あの泣きの入ったハガキはなんだったのよ!」
と見せてくれた。
「騙された?」
みんな言いたい放題だ。

この間、ここで見たのはどんなんだっけ? と聞かれ
思い出せない。
なにしろ私は「この人の芝居、私知ってる! なんだろう?
この劇団を見るのは初めてのはずなのに。
テレビ? 映画の端役だったっけ? いや、主役のイメージだ。
なんだろ? 誰かに似てるのかなあ?」と、ずっと考えていて
ろくに聞いてなかったのだ。
で、あとで「そうだ! 中学1年のときの文化祭で
1年の出し物『三年寝太郎』の寝太郎役をやった子だ!
と記憶がつながったのだ。
ツンってのは、あの子だったのか!
すごくうまくて、社会の直井先生がえらく喜んでいたことを
覚えている。

なので、彼の芝居を観るのは40年前、一昨年、今年の3回目。
中学で演劇に目覚めてそのままずぶずぶ・・・が
二女のここまでの道のりにもかぶって、他人事とは思えない。

休憩中、初めて観たという友達が
「すごいよねえ。よくあんなに台詞、覚えられるよね」
と感心。
「この年ですごい!」
「それにあの動き!」
「さすがに息あがってたけど、あれは訓練のたまものだと思う」
「ツン、マット運動得意だったっけ?」
「いや、知らない。体育は男女別だったから」
「だよね」
って、どういう感想だ!!

役者で難ありが約1名いたなあとか
録音やマイクの使い方がイマイチかもなあとか
倒置法多用の台詞が、私の頭にはすんなり入って来なかったなあ
というのはあったが
演出がとても面白い、いい公演だったと思う。
音楽も生で、贅沢の極みだった。
5000円って高くない? 高いよねえと
ぎゃんぎゃん言いましたが、いえいえ、安かった。
連日満席もなるほど納得だ。
9日までやっているけど、ここで宣伝する必要もない満員御礼。

なにしろここまで続けていることに脱帽だ。

これだけのレベルのものを作り上げるのは
本当に大変だと思った。


全然話は違うのだけど、今日知った「ムショ」の語源。
「刑務所」だからムショではないそうだ。
そもそも刑務所と言う言葉が使われ始めたのは大正11年から。

むしょはもともと「六四寄せ場(むしよせば)」
つまりご飯が麦6:米4であったことから「六四」なんだって。
1㎏痩せるためには7000キロカロリー消費しなければならない
という話から、ここへ。
たぶんテレビでやっていたのだろうと思うけど。

アカデミー賞作品『それでも夜は明ける』の
監督、スティーブ・マックイーン
と聞いて、
え? 黒人初の・・・? 
確かにさっきからやたら喜んでいるのは黒人だけど。
いつ出てくるんだ? スティーブ・マックイーンは。
しかしいつから監督を?
てか確か前に一度死んだような・・・と
ぼおっと見ていて、あ、そうか、同姓同名か
と気づく。

そうだ、もうあのマックイーンはこの世にいない。

しかし最近の女優だかタレントだかを見て
え! この人、いつまでも若い!・・・けど
別人か。だよねだよね。似てるけど別人だよね。
ということがよくある。

いろいろと・・・ついていけてない。

テレビをほとんど見ないせいもあるかな。
しかし今日は久々、テレビを見た。
消そうと思ったが、なんだかおもしろい番組が
次々あるので、立ったまま見た。
Eテレ。
小学生が教室で見る番組が
えらく面白くなっている。
お金も使ってるぞ。
「学校放送」というジャンルらしいが
「お伝と伝じろう」なんていうコミュニケーションの番組や
「さんすう刑事ゼロ」とか、へえと思って見た。
「カラフル!」という番組では
あの日から始めたこと、というテーマで
今日は、震災の日から朝、お寺に鐘をつきに行っている
小学生男子が出ていた。
本人も、わけはわからない。
けど、祈りながらついている。
まわりも「わかんないけど本人がやりたいと思ってるんだから
いいんじゃない?」
お寺の和尚さんも「小学生なりに何か考えたことがあるのではないか。
でも、聞かない方がいいかな」という軽い反応で、それがいいと思った。

それにしても陸前高田のこどもたちは
あれからいろんな取材陣に同じようなことを聞かれて
求められている答えなんかもわかっているんだろうなあ。
取材慣れしていて、やけに大人びていて
なんともいえない気分になる。

津波のときのことを聞かれ
「大人たちは津波が来ると言いながら静かだったけど、
子どもたちは外で遊んでいた」
「何故?」
と聞いた取材の人に横にいた子が口をはさんだ。
「暇だったから。ね、すごいでしょう? こどもって」
と言っていた。
おとなの反応を取り込んで、話すたびに
変化していっているんだろうなあ。

神保町に行った。
まずは奥野かるた店へ。
トランプを、改めてじっくり見てみようと思ったのだが
和風柄のトランプを見て、混乱する。
オーソドックスなジョーカーの姿を確認しようとしたのけど。
川上澄生のなんかは
クローバーは日本的、ダイヤは近東的、
クローバーは中国的、ハートは南蛮的
なんてので、ますますわからなくなって
そのままブックハウスに行き
加藤休ミ絵本原画展へ。

やっぱりすごいなあ。魚の絵。

加藤休ミ原画展は17日まで

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最近は「猫付きマンション」なんてのがあるそうだ。いりませんか? 猫の詰め合わせ。

最近、わりと映画づいていて、くだらない映画を中心に
よく見ている。

が、これはずっと観たかったのに、なかなか観るチャンスがなかった
『タイピスト!』。やっと観ることができた。
私が勧め、娘が観に行き、えらく気に入ってサントラ版を買ったため
音楽だけは耳に馴染んでいたのが、それはよくなかった。
20130601003fl00003viewrsz150x[1]

映画音楽は映画を観たあとにじっくり聞くべきだと思った。
誰もがそうではないと思うが、私の場合はまず映像が入って来て
あ、そういえばと音楽が聞こえてくる。
なので、音楽が最初に「あ、この曲! そうか、こんなふうに使われるのか」
と気をとられている間は、映像がよく見えてない状態で
自分でももどかしいのだ。

あれ? もしや視覚聴覚って普通は両方同時に集中できるもの?

さて映画は煙たかった。
そうそう、昔は本当にそこらじゅうで煙草を吸っている人がいて
映画館でも浅草なんか、スクリーンは煙草の煙でもわもわ霞んでいたものなあ。
会社でも夕方近くになると、煙が充満していた。
当時コンタクトレンズ使用者だった私は目がしばしばして
コンタクトが煙でごわごわになっているような気がしたものだ。

動物園で知らないおじさんのたばこの煙が
作ってもらったばかりのワンピースに焦げ穴ができたり
腕に、通りすがりの人の煙草の火でできた火傷を負ったり
(これは私ではないが)
思えば、少し前まで日本はそんなだったけど、
映画の舞台はもっと前、
1950年代のフランス。

タイプの練習は検定を受けるために妹がしていたし、私も使ったことがあったけど
もはや懐かしい骨董品のイメージだ。
コンテストシーンで肩に力を入れて見ていたせいか
翌日は肩、背中、首が痛かった。
随分前だが、『がんばっていきまっしょい』も
帰りの電車の中で、既に全身筋肉痛になっていた。

それにしても宣伝の内容と、随分違うように思ったなあ。
まあ、伝えやすいよう、一般受けしやすいように
ってことなんだろうけど。
プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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