もとしたいづみ は どうした!

作家もとしたいづみ の 働きっぷり

弁士40周年

年末の恒例、活弁の師匠、澤登翠先生のリサイタル。
活動弁士になって今年で40年。
でも常に謙虚でかわいい先生です。

今年はチャップリンの「アルコール先生 ピアノの巻」12分
(大正初期の日本人に「チャップリン」の発音が難しかったため
「アルコール先生」「アルコール」と付いた作品が多い。
オーソドックスなドタバタ)
市川歌右太衛門の安政異聞録「浄魂」10分
(全十巻の作品だが一割程度で、いやあ、早い早い。
はしょりすぎて忙し過ぎ。目が回った)
お仲入りのあとは

1921年のユナイネッド・アーチスツ作品
グリフィスの「嵐の孤児」124分
二百万ドルを投じた対策で、リリアン・ギッシュが
いやもう可憐でうまい!

楽団はおなじみカラード・モノトーン。

客層が高齢なので、あちこちで携帯音が鳴り
そのたびに、ごそごそごそ・・ぴ、ぴ、ぴと音が響いたり。

でも、楽団とベテラン活弁士と、そして「フィルム」で上映する映画の
なんともいえないあたたかな一体感で
ああ今年も暮れて行くなあといそいそ家路につきました。

そうそう、毎年の会場、椅子が古い紀伊国屋ホールの
チラシを点検するのも恒例。

大抵、長谷川義史さん描く芝居のチラシが
目に飛び込んでくるのだけど、今年は、お!
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石井くんじゃあないか!
宣伝美術 イラスト 石井聖岳

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イラスト 益田ミリ

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イラスト 村上勉

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これもイラストは素敵だけど
先日見た芝居の方はううむ、でした。
脚本がなあ・・・。

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あ、このちらしもありました。

さてさて、2012年も終わろうとしています。
今年1年、どうもありがとうございました。


絵本屋さん大賞

月刊モエの2月号の巻頭大特集は「絵本屋さん大賞2012」。

ランキングには全く入ってないのだけど
がっこういこうぜ! (えほんのぼうけん33)がっこういこうぜ! (えほんのぼうけん33)
(2011/11/30)
もとした いづみ・作
山本孝・絵

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を載せていただきやした。
そしてランキングどころかこの特集外の
新刊紹介のページで
おっとどっこい しゃもじろうおっとどっこい しゃもじろう
(2012/10/01)
もとした いづみ・作
市居みか・絵

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を紹介していただきやした。
ありがとうごぜえやす。

『MOE』2月号はただいま発売中。
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あ、なんかこんなに大きく出ちゃったぞ。

来年の話

来年の話をすると鬼が笑うと言いますが
「ジュニアメイト」
来年の2月号が届きました。
鬼の話。
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おはなしのページで『おめんをつくろう』
という節分の話を書きました。
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絵は、久しぶりにご一緒する小林治子さん。
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このキュートな鬼! 見てくださいな。
あ、なんかどこかで見たことがあるような・・・
左卜全に似てる?
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そうだ。思い出した。
江東シネマフェスティバル
というイベントが1月12~14日にある。
貴重な映画が盛りだくさんでゲストも豪華。
ボランティアで出演させていただく予定だったが
娘達の諸々の行事で行けなくなり残念だ。
興味ある方は是非に!

テレビを撮影

「おばけのバケロン」シリーズの絵描きさん
つじむらあゆこさんが、ブログに
昨日のテレビを撮影した写真をアップしていた。
ちょいと拝借。
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で、この本のデザインをしてくれた方も
偶然テレビを見て、驚きと同時に
やはりテレビを撮影。

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わっはっは。テレビの写真! と思ったけど
でも録画ボタンを押すより、携帯をパシャリ
とやった方が早いし、
だいたい、録画方法がわからないままの私に
笑う資格なし、だ。

昨日、バス停で見かけたお店。
すぐに携帯を取り出し、撮らせていただいたぜ。

のれんが裏返しってのが、私はすごく気になる。
母の実家がお店だったからだろうか?
祖母がのれんを出すとき、間違っても裏返しなんてことはなかった。
洗濯ものじゃないんだから、裏返しなんて緊張感に欠けるよね。
でも裏返しの暖簾、けっこう見る。
まさかこれって何かのゲン担ぎじゃないよねえ?
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新しい暖簾と見た。
で、店の主人が何度か出てきて
暇そうに煙草吸ったり、あたりを見回したり
自転車の位置を変えたり、看板をチェックしたり。
でも暖簾には気づかない。
のれんが裏返しってだけで
なるほど、そんな程度の店か、と
私は思っちゃうけどなあ。


さて、この暖簾が裏返しじゃあ
話になりません。
えんぎもんえんぎもん
(2012/12)
青山 友美

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面白いよ! 青山友美さん最新刊絵本。

テレビ

そういえば、今月は他にもテレビ出演の絵本があった。

かんさい情報ネットten!
「お宝発見!街かど☆トレジャー」

兵庫県西宮市・甲東園編。

選挙前ということもあって
時間は短縮されたようだが
絵本の表紙は長々と映っていたし
中味も紹介してもらった。
その絵本はこれ!!

チョコレータひめチョコレータひめ
(2008/10)
もとした いづみ・作
樋上公実子・絵

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関西学院大学の前のお店をやっている
関西学院大学出身の女性の「宝物」が
この絵本。
なんと、関西学院大学出身の方が挿絵を描いている。
という、まるで早口言葉のような説明だったけど
絵本だから「挿絵」とは言わないんだがなあ・・・。
というか、そこまで言うのだったら
ちゃんと「樋上公実子さん」と言ってくれい。

それにしてもますだおかだの、えーとどっちだっけ?
増田さん。
うーん、やはりお店などをレポートするからには
ある程度、レストランで食事をする経験とか
食べ物についての知識が必要だよなあと思うなあ。

漫才やっていたら、そりゃランチにこの値段でびっくりは
無理もないかもしれないし、
チョコレートボンボンなんか買わないだろうしねえ・・・。

視聴者と同じ目線の方がいいのではないだろうか。
それか強烈なキャラの人が、トンチンカンなコメントをするかの
どっちかだ。

ディレクターさん、録画を送っていただき
ありがとうございました。(まさか読んでないよな)

本上まなみさん卒業

お知らせするの、忘れて
うっかり今日になってしまった
というより、もう終わっちゃったんだけど。

さっきTBSの『はまなるマーケット』で
本上まなみさんが「今年の一枚」という
レギュラー出演者が自ら選ぶ携帯写真のコーナーで
まなみさん作の「ざぶとんねこ」が登場した。

これは『おばけのバケロン』に出てくるおばけで
まなみさんちの、来年小学生になるお嬢さんが
好きなんだって。
バケロンよりもたまちゃんよりも
ざぶとんねこが好きって、相当いいセンスしてる。

幼稚園のクリスマス会で、親子がお互い手作りのプレゼントを交換するそうで
目を閉じて・・・さあ、開けて。
で、ざぶとんねこ登場。
お嬢さんは大喜びで、さっそく「ぶ~~ん」と
飛ばして遊んでいるそうな。
そう、ざぶとんねことは空飛ぶ猫なのだ。

本も写真に入れてくれ、つじむらあゆこさんの絵も
ばっちり映してもらいました。
つじむらさんは「ビデオがないので、テレビを写真に撮るという
懐かしいことをしてしまいました」そうで、
私なんか「わあ、ありがたい」とテレビの前に正座しちゃいました。
どんだけオババやねん!

うちはビデオがあるけど、録画の方法がわからないので、凝視。
まだお嬢さんに渡す前の
写真を送ってもらっていたので
それを載せてしまおう。
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ふはあ~~~、と頬ずりしたくなる。
顔のバランスって、すごく難しくて
ぬいぐるみの顔をかわいくするの、本当に大変なんだけど
とてもかわいくできている。
娘を喜ばせようとする気持ちが
ちくちくと込められているんだよねえ。

そんな本上まなみさんの日々が綴られている
すごく素敵で面白く、むむ、うまい!!!
としみじみ感動するエッセイ集が出た。

これ、ほんと、面白いです。

芽つきのどんぐり: 〈ん〉もあるしりとりエッセイ芽つきのどんぐり: 〈ん〉もあるしりとりエッセイ
(2012/12/14)
本上 まなみ

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今日ではなまる金曜日レギュラーを卒業する
本上まなみさん。
テレビに出ている人特有の「テレビ慣れてます!」感が
みじんもなく、最後まで「は! 映ってる。なんか言わなくちゃ!」な
動揺があって、それはテレビにおいて、強烈な魅力だよなあと思う。
二人目だからか、お腹がぱんぱんに大きく見えた。
まだちょい風邪声でしたが、ひとまずこれはお疲れ様。
ゆっくりしてねえ~~。

ありがとうございました。

台湾版

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台湾版が送られてきた。

おばけのバケロン おばけクッキーをつくろう! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン おばけクッキーをつくろう! (ポプラちいさなおはなし)
(2009/12)
もとした いづみ作
つじむら あゆこ絵

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中を見てもちっともわからない。
ふりがなに至るまでさっぱりわからない。

30日まで開催中のやまだみつこ「みちくさカルタ展」
を見に、経堂はウレシカに行った。

店主のひとり、Dさんが
「あ、うちにも台湾のお客さん、来ますよ」
と、口をとんがらせて言った。

「ウレシカ」を台湾語で紹介してくれたそうだ。

見ると、タイトルの「ウレシカ」の上に何か書いてあるんですよ。
なんだろう? と思っていたんですけど
「行くと必ず『どこから来たんですか?』と訊ねる店」
って書いてあるって・・・。

ぷぷぷ。
たしかに。
それ、あるかも。
いやいや、そこから会話が始まって楽しいひと時になるんだよね。

その台湾の人、ナイス!
わははは。

バケロンシリーズの台湾語版の表4には、原書である日本語版にはないものが
なにか書いてあるんだけど、ちょっと心配になってきた。

また、当たりました!!

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毎年恒例のポプラ社のクリパに行き、
500円じゃんけんも無事、一回戦で負け
「このあと抽選会をやるけど、当たったら
誰かが知らせに来てくれるから大丈夫よ
と、初参加のKさんにクリパの極意を伝授して、
ゆっくりご馳走をいただいておりますと
「Kさん、当たりましたよ! サンリオの時計」
「え、ほんと? 嬉しい!」
と言っているので、
「ねえ、ほんとうに、それ嬉しい?」
と聞いてしまった。
「嬉しい! わ、キティ―ちゃんの腕時計。すごく豪華・・・」
「わあ、すごい・・・けど」
「これは・・・上等だけど・・」

(誰がこんなのするの?)
とみんなが呑み込んだ言葉はこれだろう。
「誰かいらない?」
という声が聞こえた。

キティ―の豪華じゃない蓋つきのすごく不便な腕時計なら
サンリオ社員時代につけていました。

「あ、そうそう! 羽海野チカ。
ハチクロとか描いてる。最近では『三月のライオン』の。
サンリオの同期だったのー!!! 彼女、高卒だったから
私より5歳下で、それでも年くってるからって
年齢秘密にしてるんだけどさ。最近知ったの」
「え!!!!」
と驚いてくれたKさん。
鼻の穴が膨らむ私。

「もとしたさん、サンリオにいたの?」

そっちかい! そっちはどうでもいい話なんですけど。

あ、この話もどうでもよかったが
そうなんです。それでクリパも無事終了し
帰る時「あ、もとしたさん、当たったの受け取りました?」
と聞かれた。
「当たったって?」
「なんか当たってましたよ。抽選で」
と封筒を渡された。

開けたら「ウォーターサーバー」だったらどうしよう?

わー!!! ポプラディア1セット!
すごい。これは嬉しい。
で、さっそく届きました。12巻。
良かった。タダだ。
騙されてはいなかった。
と思う。代金が口座から差し引かれていることは
とりあえず、ない、と思う。

しかし重い。
これ、子どもが書棚から引っ張り出して
持ち運べるんだろうか・・・。

これを機に本を整理しなくては。
そしてお勉強して利口になろうと思います。
まず詐欺とか抽選商法を調べてみよう。

当たりました!!

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猫のお腹にネズミの顔(に見えない?)

一応、続きを書いておこう。
抽選商法。
よく、道で調子のいい中年男性が
「おばあちゃん、おばあちゃん」
と声かけて、ハーメルンの笛吹きよろしく
大勢引き連れて行くところを見たり、
薬屋の店頭で、「抽選やってまーす。
必ず当たるんで、どうぞ」なんて派遣された男性2名が
化粧品のサンプルをばらまいて「あと1分で終了で~す」
なんて叫んでいるのを見て、ばかだねえ。
今どきそんなのにひっかかるなんて
思っていた私ですが・・・。

「ほとんどハズレなんです」
と言うことからして、変だった。

2等が当たった。

当選商法は2等が当たるものらしい。
というより、2等が当たったら当選商法だ。

1枚はハズレで1枚は2等だ。
「すごいじゃん!」
と傍らの人が言うので
「え、よく見てなかったけど、それ私のだっけ?」
と思って、ふうん、2等って何?
と賞品を書いたボードを見に戻った。

1等はテレビで2等は・・・なに、これ?
「あ、わかった。知ってる知ってる。
ipodみたいなカイロ。あ、それ、もらえるんだ」
と説明を聞くと、ん? 水?
ナチュラルウォーターのサーバーらしい。
「ああ、いらないいらない。浄活水器あるから」
「え!! いやいやいや、そんな、当たって断る人
初めてですよ」
「そうなの?」
原発事故後、ものすごい売れ行きで
でも、〇〇〇の水は本当は水道水だとか」
「あ、それ聞いたことある」
と、そのあたりでようやく全容がつかめた。
水のサーバーがタダで借りられて
水は注文するシステムらしいのだ。
「やっぱり。水代はかかるんだ」

いや、でも、これがタダなんですから。
いいですか? 2等が当たったんですよ。

そうお?富士山の方の水か、大分の水かあ。
だったら大分かな。

「あ、わかった。電気代は?」
「それがですねえ。安いんですよ」
と、数値を並べるが、よくわからない。

で、注文して持ってきてもらうと
代引きになって手数料取られちゃうんですよー。
なので引き落としが断然お得なんです。

「え、でもやっぱりいらないかな」

いやいやいやいや。それは勿体ないですって。

「大きさはどのくらい?
あ、けっこう大きいんだ・・・」

1年以上使って、やっぱりいらないわとなったら
1年以上ならばお金はかかりませんから、と言う。

ふうん。
なんて言ってる間に行列はどんどん魚三に吸い込まれていく。
4時になったのか。
席はまだあるだろうか?
落ち着かないし、よくわからない。

ひとりなら「いりません!」と言うところだが
友達と幸運を分かち合いたい気もして
確かに原発事故以降、水を買っているので
定期的に12リットルを運んでもらえればいいかも
と思い、なんだかもうカード番号を書かなくちゃ
解放してくれない気配なので、ちゃちゃっと書く。

魚三ではすっかり忘れていたのだが
活弁の稽古の最中、俄かに気になり
契約書というか、細かい字で書かれたものを
読んでみる。
ううむ。
「他社さんのようにメンテナンス代もかからない。
よく、ただで良かったといって、見たら
メンテナンスでお金がかかるというのがあるが
うちはそんなの一切ないですから」
と言っていたが、そのメンテナンスについての記述が全くない。
壊れたらどうするんだろう?
不具合のときの対応は?

お湯を使わないときも、旅行などでしばらく使わないときも
決してコンセントを抜いてはいかんと書いてあるのが謎だ。
故障して、コンセントを抜いたそれが原因なので
修理費の請求・・・とならないだろうか?

つーか、もう、こういう細かい字の説明書的なものは
読んで理解しようという気があまり起きない。

帰ってネットで調べてみた。
会社の名前で検索したら
もういきなり「2等」「抽選商法」だよ。
ああ、そんなばかなおばちゃん向けの詐欺に・・・。
オレオレに騙される日も近いのか?

その会社はパチンコ屋の経営で、
バイトは抽選で客をゲットし、契約させ、
サーバーはどうやら韓国製。
水もれにも応じない。

消費者センターか。クーリングオフか。
そうかそうか。

電話で確認があるというので
待ち構えていると、電話が鳴った。
契約はクーリングオフしますと伝えると
はい、わかりました、とあっさり終わったが
一応、クーリングオフの簡易書留は出しておいた。

ばかなおばちゃんって結構いるんだなあと
そのバイトは思っただろうなあ。
バイト募集もネットで見つけた。
心理学を勉強していると言っていたから
これも題材になるのかもしれない。

途中「キャンペーンなのに、なんで
1等はテレビなの?」とか
「じゃあ、みんな2等なの?」と
そこまで聞いておいて、騙される自分にびっくりだ。

詐欺といえば、成人式の着物のレンタルの契約も
詐欺といえば詐欺だよなあと思ったので
いつか書きたい。

言葉巧みに勧める場合、嘘なのだけどさらっと
うまいタイミングで言った言葉でぐっと引き寄せられる
てなことがある。
それはどこにも明記しておらず、はっきりとは言わないのだ。

で、あとで「あら?」となるんだけど
そのときはもう遅い、というわけだ。

何度か会ったり、似たような境遇や仕事の人だと
変だぞと思うんだけど、初対面で、言葉のクセなどがわからないと
ちょっとつかめない。
しかも金銭がかかわると
どうも苦手意識が働いて「よくわからないけどいいみたい」
「計算はできないけど得みたい」となってしまうのだろうか。

どっちかというと騙されるより、騙す方
みたいな私ですが・・・。

みなさんも気をつけましょう!

もんなか

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活弁の稽古場は門前仲町なので
「門仲」には月に一度行く。

前回はちょうど二の酉だったので
始まる前に、ぴゅーっと富岡八幡宮に行き、
お参りは失礼して(すごい行列の横をすり抜け奥へ)
熊手をもらって(買うんだが)お祓いしてもらった。

今回は、何度か絵本をご一緒した絵描きさんが
門仲在住なので、稽古の前にちょいとお喋りできたら
と、誘ってみた。

でも半端な時間だからどこ行く?
おでんやはまだやってないし、甘味屋もいいけど
いかにも門仲な古い店・・・
「魚三は?」
彼女の提案に
「行く行く行く!」
魚三は、私の憧れの店だ。
古くからある大衆居酒屋。
若い頃から何度も前を通っているが
ひとりじゃちょっと入れないし、
そもそも飲めないのに、ふらっと女が一人で
暖簾をくぐれる雰囲気ではない。
ああ、私がおやじだったらなあ。
うだつの上がらないサラリーマンのおやじだったら。
頭の薄い、ぺっらぺらのコートを着たおやじだったら。
気の弱そうな、何も決断できないおやじだったら。
もう、いい?

と思いながら、いつだって混んでいるその店の前を通り過ぎて
いつの日にか、大人になったら入ろうと思いつづけて
もう相当な大人になった今も行けずにいた店だった。
「やってるの?」
「4時から!」

でもあの行列はなんだと思う?

4時5分前の「魚三」には
ものすごい行列が。
4時の開店と同時に入店し、飲もうという人が
こんなにもいるのか!
と、びっくりしていたら
「抽選やってるんで」
と、行列最後尾の前の店(たしかパチンコ屋)で
太った若い男性に声をかけられた。

は? 抽選? あたしたち、これからここに並ぶのよ
と通り過ぎようとしたけど、抽選箱を差し出すので
ま、並ぶだけだし、ひくだけひく? と
手を差し込んだ。

これが抽選商法だと、そのときは知らなかった。
つづく。
たぶん。

ひなのちゃん

なれなれしく「ひなのちゃん」なんて言って
知り合いでもなんでもないんですが

あかちゃん社長がやってきた (講談社の翻訳絵本)あかちゃん社長がやってきた (講談社の翻訳絵本)
(2012/10/11)
マーラ・フレイジー作
もとしたいづみ絵

商品詳細を見る


吉川ひなのオフィシャルブログ
で紹介してくれたので
あえて親しげに呼びかけてみました。

ひなのちゃん、ありがとう!
いつのまにかママになっていたのね。
というか、あの吉川ひなのちゃんだよね?
舌足らずなかわいい子だったあの「ひなのちゃん」だよね?

献本してくれたOさん、きめ細かな営業
ありがとう!!

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選挙・・・

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ガッカリすると、きっと免疫力下がって良くないだろうな、という
体感がある。
すごく疲れちゃったときと似てるものね。
あーあ、そんなときはふて寝しちゃおう。

とも言ってられず、ついつい選挙番組で、
得意げな馬鹿どもの顔をちらちら見ちゃうんだけども。
でもまあそんな馬鹿どもに票を入れる人も
票を無駄にする奴も馬鹿なのは確実だが
あんなに投票所が賑わっているという情報があったのに
投票率が低いことも不思議だし
「原発反対」「戦争反対」という声の方が多いはずなのに
何故「原発賛成」「戦争賛成」を支持するのか
それもすごく不思議。
ミステリアス・ジャパン! わからん!

故人

なんて(昨日のブログ参照)書いたら
まるで故人のようなニュアンス漂う紹介を
(私が)されておりましたわい。

そして脚色・・・。

これ一読して、訂正をお願いしたんだがなあ・・・。
そして、すみません勝手に脚色しちゃって
てなお返事をいただいたんだがなあ。
くだんのプロフィールは以下。

もとした いづみ先生は父親の転勤で各地を転々として幼少時代を送り、孤独な子どもの頃、絵本がとても身近で大切な存在でした。後年、たくさんの絵本のことばを書かれ、そのユーモラスな作風は子どもにも大人にも愛されてきました。

幼少時代に限ればそんなに転々とはしていなかった。
2歳まで大分市にいたが、兵庫県の逆瀬川に移り、
5歳のとき鹿児島市。転々のうちに入るだろうか?
旅芸人に比べたら申し訳ないくらいの転々さである。

転校は幼稚園から高校まで、各一回で、
大学の編入は自分の意思である。
もちろん転職もな。
そして、決して孤独ではなかったよ。
子どもの転校をご心配されている親御さんに向けて言いたいが
転校って面白いし、キャラ替えのチャンスでもあり
絶対人気者になるので、転校生だからって、
いじめられるケースはまずない気がするなあ。

そして申し訳ないんだけど、絵本は身近な存在ではなかった。
昔、絵本ってそんなにふつーのご家庭にあるもんじゃなかったよねえ。
ほとんど読んでなかったなあ。
友達と遊びまわっていて、本なんか読んでる暇もなかったし
絵本なんか見る機会もなかった。

本を書く人のイメージって、いまだに孤独だったり肺結核とか
貧乏とか自殺とか、あるんだろうか。

そうそう、あと「気難しい」というイメージ。
これがあるせいで、私はよく
「すごく気さくでいい人なので驚いた」
と言われ、なんか得してる気がするんだけど
どんだけ変人で、仏頂面な人を想像していたのかと
おかしくなってしまう。
髪の毛くしゃくしゃにして下駄履いて
万年筆握って原稿用紙丸めて捨てて(って同時にできないか)
登場しようかなあ。
でもそれ、誰のイメージだ?
むしろあれか、絵本だから、水森亜土みたいなのだと納得なのかな。
創刊当時のノンノみたいなメルヘンチックなスカートと
ベレー帽か?

というわけで、何故か訂正前の紹介が出ている
このサイト
高いよねえ。
人、集まるんだろうか・・・。

この間も、こんなふうな企画があって
「人、来ないと思うなあ」
と言ったら、やはり懸念する声が他にもあったようで
立ち消えになった。

でもま、私はちょろっと登場するゲストみたいな存在なので
いいんですけどね。
講師の南椌椌先生があなたにマル秘の技術を
手取り足取り教えます。
オリジナルなガラス絵の絵本を、さあ、あなたも!
どうぞお集まりください。(とってつけたような勧誘)

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勘三郎

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亡くなってからやたらテレビに映る勘三郎。
年に1度ぐらいは見ていたけれど
うーん、でももっとたびたび会っている気がする。
と思っていたら、そうだ!
毎日来るクロネコヤマトのお兄さんに似てるんだ!!
声も似てる!(骨格が似てるからか)

と気づいてすっきりした。

が、来るたびにそれを言いたくてうずうずして
すっきりしない。
活躍しているときならいいかもしれないが
死んだ直後に言われてもねえ。。。

おばけのバケロンシリーズ

おばけのバケロン (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン (ポプラちいさなおはなし)
(2008/06)
もとした いづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン えからおばけがとびだした! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン えからおばけがとびだした! (ポプラちいさなおはなし)
(2008/12)
もとした いづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン ざぶとんねこがおこった! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン ざぶとんねこがおこった! (ポプラちいさなおはなし)
(2009/06)
もとした いづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン おばけがっこうへいこう! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン おばけがっこうへいこう! (ポプラちいさなおはなし)
(2010/12/02)
もとしたいづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン おばけクッキーをつくろう! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン おばけクッキーをつくろう! (ポプラちいさなおはなし)
(2009/12)
もとした いづみ/つじむら あゆこ

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おばけのバケロン バレエだいすき! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン バレエだいすき! (ポプラちいさなおはなし)
(2011/06/02)
もとしたいづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン ゆうえんちのまいごおばけ!? (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン ゆうえんちのまいごおばけ!? (ポプラちいさなおはなし)
(2010/06/02)
もとした いづみ/つじむらあゆこ

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おばけのバケロン おばけとともだちになりたい! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン おばけとともだちになりたい! (ポプラちいさなおはなし)
(2011/12/02)
もとしたいづみ/つじむらあゆこ

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自分で思い出せるかどうか、タイトルを書いてみたが
1冊どうしても思い出せないものがあった。
しかも順番がめちゃくちゃだった。
ひどすぎる。そんな前のことじゃないのに。

この間、久しぶりに会った女の子と
初めてお喋りした。(以前は赤ちゃんだったのだ)
バケロンの本にサインしてください、と
恥ずかしそうに差し出すので、
サインしながら
「バケロンとたまちゃん、どっちが好き?」
と聞いた。
我ながらそんなどうでもいいことを聞いてどうする? と思いながら。

サインしながら話すことって
間違えないように気をつけながら、なので
結構意味のない話をしてしまうものだ。

その子はかわいい顔で
「うーん」と首を傾げて困っているようなので
「どっちも好き?」と聞くと
「バケロンとたまちゃんとざぶとんねこなら、
ざぶとんねこが好き」
と答えた。
おー! なんて頭がいいんだろう!

「そっかあ。ざぶとんねこね。
うちにいるんだよ。ざぶとんねこみたいな猫」
「え!」
目を見開いて驚いてくれる。
「ぶよぶよに太ってて、座ってると
なーんか四角い座布団みたいなの」

「こんなふう?」
と、その子はちょうど前に置いてあった
A4サイズの紙をぺらっと手に取って聞く。
「あ、いや、こんなふうじゃないんだけどね。
でも丸じゃあなくて四角っぽいの」
と答えながら、ああつまんない答、と思う。

その子は少し間をおいて
「飛ぶの?」
と聞いた。
ああ、なんてかわいいんだろう!!

「うん、飛ぶの!」
と答えたいけど、うーん、うーん、
一瞬考えた後、私は
「飛ばないんだけどね」
と、つまらんことを言った。

本当にざぶとんねこがいるのだと言い切ってしまいたい!
けど、しょっちゅう会う子ならば
「あの嘘つき婆め」と思ってくれる日が来るかもしれないが
(娘たちがそうだが)
滅多に会わない作者がそんなことを言って、
この子の人生に悪影響があってもいかんしなあ。
友達に話して馬鹿にされても困る。
来春入る私立小学校で、こんなことがきっかけで
いじめられちゃあいかん。

しかしこんなふうに目をキラキラさせてくれるこの時期に
せっかくだから、信じこませてしまいたいという衝動。
ああ、そんな常識人な自分が歯がゆい。
本物のほら吹き婆さんになりたいなあ。

121208_0948~020001
ざぶとんねこですが、なにか?

あ、そういえば、この子のお母さんは
まだこのかわいいお嬢さんを産む前
「このぺんぎんさんは、本当に喋るぺんぎんだったんだよ」
と言い張って、旦那はんと賭けをしてたなあ。
ペンギンさんペンギンさん
(2007/11)
ポリー ダンバー作
もとしたいづみ訳

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お手紙

おばけのバケロンシリーズを読んでくれた子どもたちから
たくさんのお手紙をもらった。
豊中市の小中学校全体の企画で
作家に手紙を書こう! ってことらしい。

すごくかわいくて面白くて
繰り返し読んではにやにやしている。

「いづみさんの へは じょうずですね。」

「え」は「へ」と書くように習ったばかりなのかもしれない。
どきっとした。

他にも
「えがじょうずですね。わたしもうまいですが・・・・」
というのもあり、そもそも絵を描いているのは
私ではなく、つじむらあゆこさんなんだけどなあと思う。

「いつもよんでいると、もとしたいづみさんが作ってるって
すごいなあと思いました」

というのも、何かを知られている気がして
落ち着かない気持ちになる。

「これからもたくさんの本を書けるようにがんばってください」

頑張ります!!

するどい質問も多く、質問を羅列した手紙もある。
内容に関する事、
「いつはつばいされたんですか?」など出版に関する事、
そしてたくさんの質問の最後に
「そんな感じです」。
なんだかもうその子を抱きしめたいと思う。

「しつもんいいます。おばけのばけろんは何かんまであるんですか?
しつもんをおわります。」

には8巻です!! と直接答えたい。

絵もみんなとても上手で、びっくりした。
それと今の子どもたちの名前。読めないよね。
独自の当て字が増えているとは知っていたけど。

みなさん宛で申し訳ないけれど返事を書いた。
でも絵がないと「これ、誰だっけ?」となりそうなので
つじむらさんに前描いてもらった絵を
本人の許可を取って、コピーして貼った。
これでもとしたがバケロンの作者だったことが
わかってもらえるだろう。

おばけのバケロン バレエだいすき! (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン バレエだいすき! (ポプラちいさなおはなし)
(2011/06/02)
もとしたいづみ作
つじむらあゆこ絵

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おばけのバケロン (ポプラちいさなおはなし)おばけのバケロン (ポプラちいさなおはなし)
(2008/06)
もとした いづみ作
つじむらあゆこ絵

商品詳細を見る

ポリグラフ

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なんとなく面白いような予感がするイベント。
でも、確信が持てない場合は、
同行者を探すより
てっとり早く一人で行っちまおうと思う性分。

絶対に良いと思えばもちろん
できるだけ声をかけて誘う。

昨日は確信が持てない芝居だったので
一人で行った。
随分前から予約したものって
どうしてこう大忙しの時になってしまうのか。

しかし、どんなに忙しくても観るべきものだった。
すっごく面白かった。演出が素晴らしかった。
なるほど! と椅子を片づけたりする瞬間も感心した。

ポリグラフ

「おわりです!」
と言って終わった。
小ホールだし、派手なものでもないし
関係者が多い様子で、おとなしい会場だった。
が、みんな静かに興奮していたと思う。
ひとりで来ている人が多かったかもしれない。
あるいはふたり。

帰りにトイレで、40代後半とおぼしき女性が
静かな声で遠慮がちに「面白かったわね」と言った。
「そうね」
「すごく面白かったね」
「うん!!」
そして顔を見合わせて頷きあっていた。

私もそれを見て、じわじわと
ああ、ものすごく面白い芝居だったと感動していた。

いろいろとびっくりすることだらけだったが
全員が全裸で芝居するところが
今思えば驚きだった。
けど、見ているときは、それが当然だと思えた。
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選挙

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今度の日曜日は選挙であります。
この時期、自然と選挙口調になってしまう
駅前に住んでおりますもとしたいづみ、もとしたいづみでございます。
ありがとうございます。ありがとうございます。

聞いていなくても、自然と耳から入ってきますと
記憶されてしまうものだと、わたくしは
そう、思うのであります。
いろいろと気をつけなくてはなりません。

しかしながら目で見たときの違和感。
例えばですね、これです。
みなさん、どう思われますでしょう?
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またもやついうっかり入ってしまった
東都生協。
パルシステムと2本立ての生協は
やはりきつい。
しかしながら辞める手続きもまた面倒である、と
いうふうに考えてしまうのであります。
毎週水曜日にですね、みなさん。
これを目にして、わたくしはそのたびに
イヅチ・・・と呟くんであります。

印刷された納品書には
ちゃーんと「イヅミ」と書いてあるのに関わらず、です。

さっきからヘリコプターの音が聞こえております。
どうやら今日はうちの下に小泉さんが来るらしい。

この間野田君が来ることを知ったのは
自転車置き場のおじいさんが得意げに
「今日は、野田総理が来るから自転車置けないよ」
と誰かに告げる声が聞こえたからだったが
一般の聴衆より、SPの方が多かったのでは?
という印象。

ベランダから見下ろし、ライトアップされた姿を見たが
その昔、小泉総理時代の総理演説のときに
ただちに警官が飛んでくるようなことはなかった。

赤ちゃんを抱っこした爺さんが、野田さんに向かって
ずーっと「嘘つき―!」 嘘つきー!」と叫んでいたそうだ。

選挙、ややこしくてわからんわ、という方へ。
わかりやすいのはココ!

心眼

今、高校受験生のいるご家庭では
単願だとか併願だとか、右往左往の大騒ぎの時期だが、
昨夜は武蔵野公会堂で
古今亭文菊の「心眼」を聴く。
真打昇進祝賀落語会。

何をやるのかなと身構えていたところ
おや、これはいつぞや、まめ蔵でやった・・・
ほう・・・と思ったが
あの狭い店で聞いたのと同じように
大きな会場でもお客を一人残らず物語の中に引き入れ
ますますうまくなって菊六さん「完璧!」な落語だ。

大盛況の会場、休憩でトイレに並んでいたら
「ね! うまいでしょ?」
「うまくなったでしょおお? なーんて自慢しちゃう」
と、知り合いを見つけては
はしゃいでいるおばさまがいる。

「そうなのよ。うまいのよー。でも勘九郎が亡くなって」
「ねえ」

どういう話の展開じゃ?
しかし心の中で同意する。
私達おばさんたちの中では、勘三郎はまだなじんでおらず
勘九郎なのだ。勘三郎っていうと、お父さんの顔が浮かぶ。

この脈絡のなさはおばさん特有のものかもしれないが
落語の途中で、得意げにぼそぼそとオチを先取りして
隣の女房に言ったり、先回りして何か一言つぶやき
ほーらな、とちろっとまわりを見回すのはおじさんたち。
隣でも後ろでも、そんなおじさんたちの
「わかっちゃったもんねえ」な呟きを聞く。
こういうおやじには、睨み付けると
反対に、尊敬の眼差しと取られかねないので無視する。

昨夜の出演者は、前座もよく声が出ていたし
女性の落語家で、女ということを意識せず聴ける
柳亭こみちを知ることができたし
ペペ桜井に至っては、なんだかもうすごいとしか言いようがない。

文菊さんのかわいい顔のせいか、
主催のまめ蔵のおかげか、
若い女性客が結構多く、帰りはみんな興奮して
「落語って面白い」
「なんかひとりでやってるとは思えなかったあ」
などと話している声が聞こえて

してやったり

と何故私が思うのかわからないが

まめ蔵店主、でかしたぞ! 

と、どこまでも上から目線で思う夜であった。

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写真ではよく見えず、残念だが
先日の雨上がり、マンションの吹き抜けで
キラキラと色とりどりの光が見えて
瞬間、イルミネーションか、と思った。

が、よく見れば、ついこの間、
塗り直していたハリの塗装が七色に輝いている。

雨粒が太陽の光にあたって
青や緑や黄に輝き、自然の美しいイルミネーション
になっているのだ。

121204_1235~020001

電気を使ってペコペコ点滅させ、
飾り立てるのは、かえって田舎臭くてカッコ悪い。
もっと自然を使って美しさを表現すればいいんじゃないの?

と思うのだが、今夜はその電飾ぎらぎらイルミネーションを眺めに
長女はカレシとデートだそうな。
喜んで観に行く奴がいるからなあ・・・。

しゃもじブーム到来!!

おっとどっこい しゃもじろうおっとどっこい しゃもじろう
(2012/10/01)
もとした いづみ文
市居みか絵
(ひかりのくに刊)

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しゃもじの絵本が時を同じくして発売。

978-4-251-09863-4[1]
「しゃもじいさん」
かとうまふみ作
(あかね書房)

これ、面白くてためになるし
まふみさんの絵が今までとちょっと違って
凄みもあって、とてもいい!
顔が渋くて怖くて迫力あるんだ、これがまた。

読んでみたら思い出した!
随分前におはなし雑誌として依頼のあった
「おっとどっこい しゃもじろう」が
最初は違う話だったことを。

「しゃもじいさん」が、古くなって
まだまだ働けるのに・・と旅に出たように
実は「しゃもじろう」も当初は旅に出たのだった。

木のしゃもじのしゃもじろうは、
新入りのプラスチックのしゃもじに
出番を取られることが増え
「俺は旅に出るぜ」と、台所を後にする。
な~んて話を、当時の担当さんに
「台所は、江戸まで古くなく、昭和初期。
ガス台はマッチを擦って、コックをひねるタイプ。
で、全体は股旅物なんです。台詞はそう、渡世人のような言葉で
おっとどっこい しゃもじろう! なんてのはどうでしょう?」

その若い女性は「マタタビモノ? トセイニン? は?」
という反応。無理もない。でもって、このような話になったことを
『しゃもじいさん』を読んで思い出した。

あと1冊ぐらい誰かが出してくれると
児童書コーナーに「しゃもじコーナー」が出来るだろうか。
台所の話で立派なコーナーが出来るな。
そうだ、道具のくくりでもいいか。

書店だけでなく、キッチン用品売り場に
この絵本を置いてもらってもいいな。

と、売り場のことを考えている暇があったら
とっとと書かなくてはならない。はい、わかってます。

ますだおかだ増田とますだおかだ岡田

関西の読売テレビ「かんさい情報ネットten!」という番組に
「街かどトレジャー」というコーナーがある。

いろんな人が「私の宝物」を紹介するんだそうだ。

案内人がロケで訪れたお店。
その店の人が、「私の宝物」として紹介したのが
チョコレータひめチョコレータひめ
(2008/10)
もとした いづみ 作
樋上公実子 絵

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だそうで、内容など紹介されるそうです。

12/5(水)午後18:20~18:54頃放送。
担当編集者さんと電話で話していて

「番組の案内人がますだおかだなんだそうです」

「ますだおかだ・・顔が浮かばないけどお笑いの人だよね?
企画書に、ますだおかだ増田って・・・。これ岡田なら
ますだおかだ岡田なのか・・あ、出て来たぞ。ネットで顔みたら
わかった・・・けど片方しか知らないや」

「増田の方は安心な方なので大丈夫だと思います」

「えっと、どっち?」

「見たことある方が岡田です」

「印象が薄い方が増田、か」

「そうです。岡田だと心配ですが、増田なら大丈夫でしょう」

なるほど。コンビで目立つ方、つまりボケが心配で
目立たないツッコミは安心、と。

番組説明に「みなさんが大切にしているものを、ぶらり探しに行くコーナーです」
とある。「大切にしているもの」と「ぶらり」がそぐわないと思うが
まあ、ロケでアポなしってのが「ぶらり」なのだろう。

関西方面の方、見てね!
というか、このブログを関西方面の方が見ているのか・・・。

思い込みなのか

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今年は紅葉がきれいなので、このタイプの家もきれいだ。
・・・きれいだったであろう。
さて、この近所(落合)の店に「HOTうどん」という貼り紙を発見。
うーん・・・うどんってわざわざホットと書かなくてはならないほど
コールドなものだっけ?

この間、久々にフラのクラスに出た。
もちろん初めて聞く曲で
随分厚みのあるサウンドだことと思っていたが
あれえ? スピーカー以外のところから
声が聞こえるような・・・
歌ってるよ、数人。
インストラクターが「ここのところはカホロで
ヘラ、はい、カオ・・・」と言う声が聞こえないくらい
大声で歌ってるがな!
えーー! フラって歌いながら踊るんだっけ?
まあ、それもいいとは思うけど、このクラスは
そんなんだっけ?

芋を洗う猿がいるように
(という例えは適当ではない気がするが)
どこにでも、は? という人はいて
それが流行ったりするのかもしれない。

なんて言ってる場合ではない年末。
すみません!
あの方もこの方も、ちゃんと覚えておりますとも。
そして書く気は満々です。
でも、でも、でも・・・。
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作家の掲示板

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『クーヨン』1月号の「作家の掲示板」に
もとしたいづみの近況を載せてもらった。
あかちゃん社長がやってきた (講談社の翻訳絵本)あかちゃん社長がやってきた (講談社の翻訳絵本)
(2012/10/11)
マーラ・フレイジー作
もとしたいづみ訳

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の紹介と、文庫解説を書いた
絵本たんけん隊 (角川文庫)絵本たんけん隊 (角川文庫)
(2012/11/22)
椎名 誠

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この本の「文庫が出たよー! 昔クレヨンハウスから
単行本が出ていたあれですよ。懐かしいよねえ」ってつもりの
宣伝だったのだけど、校正でキャプションを見て
ぎょっとした。

*書籍版『絵本たんけん隊』は
クレヨンハウスより発売中。

って書いてあるよ!! どひゃあ!
時すでに遅し。
解説に「あの本、あんまり見なかったっすよねえ。
文庫で再びお目見えで、よかったよかった」的なことを
書いたあとだ・・・。
えー、そうだったんだ・・・。

クレヨンハウスが主催した椎名誠の連続講演は
20年前に開始され、それが講演録として
分厚い本にまとめられたのが10年前。
で、このたびやっとすっきりした体型の文庫本になったわけだ。
なんか・・・のんびりしていて、いいよねえ。
で、ごまかすのか!!

呼ばれる2

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ここもまた横浜方面。
妙蓮寺の坂である。
坂の多いこの地帯。にしては
というか、だからこそというべきか
なんと安易なネーミングだろう。
友人から「心臓破りの坂」と言われており、
それなりのトレーニングが必要であると
脅かされていたので「へ? これだけ?」
と拍子抜けする。

二バン坂は非常に短く、両端には電信柱に
このやけに古い看板がある。
友人たちと激写しまくる。
で、お招きを受けた私たちは
友人の料理に感激しつつまたもや激写。
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ひとりだけ先に帰った私が
道に迷わずすいすいと駅にたどり着き、
何度も行っているはずの友人が迷って
二バンだから一バンもあるんでしょうねえ
と言っていた噂の「一バン坂」に遭遇したそうだ。

方向音痴の名をほしいままにしていた私だが
その名も潰えたのか、いや、自信ついたっていうか
どうなんだろう?

が、がしがし歩いて帰る途中
向こうからやってくる車が
スピードを緩め、え、え、もしかしたら
と思っていると、するするすると窓が開き
「あのう、この辺に〇〇小学校は」
の質問を最後まで聞かず
「すみません! この辺、初めて来たので!」
と走り去る私に
「あ、そうですか、あはは」
と、情けない顔で笑うおじさんは
どうしちゃったんだろう?
こんな急な狭い坂道がうねうねと続く住宅街に
小学校なんかないだろう。
車はすれ違えない幅の道を
どうやって降りるんだろう?

あ、でもそうなると坂の上には
降りられなくなった車がたくさんたまっていることになるのか。
どうにかして下界に降りたことでしょう。

呼ばれる

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阿佐ヶ谷近辺を歩いていて
呼ぶ声が聞こえた。
どこ? どこ? きょろきょろすると
いました!
121128_1251~010001
にゃあ、にゃあ、にゃあ、にゃあ。

ところで最近、横浜方面に呼ばれている気がする。
というか、何故か行く機会が多い。
今週は上大岡へ、多田慶子さんのライブ。

こじんまりしたスペースに
あの方も、この方も、芝居関係者がいて
おおっ! 隣にはだるま食堂の星野さん!!
と、その隣には森下さん!!
3席の並びは、だるま食堂の新メンバー?
佐藤さんの代わりに私が?
と、ドキドキしていると、佐藤さん、いました。

多田さん、さすがでした。
やはりずーっと芝居やダンスをやってきた人は
何をやっても基礎が違う。素晴らしいですなあ。
公演までの間、いろいろと考え悩み悶々とする姿を見て
プロとはこういうものかと妙に感心した。

そのときのことが多田慶子さんのブログに書いてある。


土日は高校めぐり

いつのまにか、高校受験のシステムが変わっていて
土日は本人とともに高校の説明会、個別相談などで
高校めぐりだ。
そういえば数年前から、制服の中学生と親が
やたらうろうろしているなあと思ったら
いつのまにか受験は親も出向いて
確約を取るとか、単願なら内定取れるだのと
やたら面倒なことになっていた。

高校の説明会、最初の頃は学校案内の裏に
「国際色豊かな頭髪」
なんてのんきなことを書いていた。
(先生が染髪をこう表現したので
私ひとり大いにウケてメモしたのだった)

が、今はそんなことに感心している場合ではない。
今週開始の三者面談に向けて、あっち行ったりこっち行ったり。
恐ろしいことに、まだ部活を引退しておらず
3月までやるそうなので、ひとりで遠くの学校まで行ったり、

親子で受ける個別相談も、両親のみならず親戚もぞろぞろっと並んでいたり、
両親はいるが本人はいない、とか
私も本人がいないのに、先生と教室でぽつんと向かい合って
「どんなお子さんですか?」
なんて聞かれながら、妙なものだなあと思う。

こんなふうに私立は早々に決定するため
私立に行く子が断然多い。
そりゃあ、早く決まってほしいし
もういいよ、そこにしちゃいなってことになるのはよくわかる。

塾推薦なんてのもある。
模試の結果を持参するため、模試も受けることになる。
受験産業頑張ってんなあ。

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しかし滅多に行かない場所に行くのは楽しくもある。
上は井の頭公園での光景。

しゃもじろう

一週間も前のことになるが
TOKYO-FMの番組「陽だまりハンモック」の
公開番組クリスマスイベントに行って来た。
本上まなみさんが
おっとどっこい しゃもじろうおっとどっこい しゃもじろう
(2012/10/01)
もとした いづみ作
市居みか絵

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を朗読してくれるというので
きゃあ、聴きたいわ~! と言ったところ
どうぞどうぞと相成ったのである。
前日、朗読した絵本をプレゼントすることになっているので
申し訳ないけど、サインをいただけないか?
というので、喜んで~! とどこかの居酒屋のような返事をして
「1冊プレゼントを、私が2冊持参したら
面倒なことになるかしら? 他の絵本より目立って
申し訳ないことになるかな」などと
逡巡して、持参するのはやめにした。

到着すると、係の人が「早々ですみませんがサインを!」
というので、はいはい、と見れば
箱にずっしり!!
ええ~~~、こんなに買ってくださったんですか!
30人の参加者全員にプレゼントするんだそうで
しかも台本を読めば、朗読はこの絵本だけ。
うわあ、と恐縮しながら汗をかきかきサインをする。

私は、休憩が終わって、さて今度は本上まなみさんの朗読!
となったとき「今日はなんと・・」と紹介され、
ちょろっと登場し、絵本の読み方とかコツとか
そんなようなことを、まなみさんに聞かれて
適当に答えて退場。
ここはたぶん放送されないんだろうな。

その前のワークショップで、参加者の皆さんは
オルゴールを作っていて、そんな方々に混じり
記念撮影。
でもって、いつ放送なんだろう?
分かり次第お知らせしましょう。
でもこの番組は土曜日のお昼にやっております。

ありがとうございます。
お世話になりました!

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プロフィール

もとしたいづみ

Author:もとしたいづみ
絵本・童話作家やってます。
エッセイ集『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(集英社)
幼年童話『うめちゃんとたらこちゃん』絵・田中六大(講談社)
絵本『せつぶんセブン』絵・ふくだいわお(世界文化社)など

ツイッターは
もとしたいづみ
(@motoshita123)

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